能登半島地震による生理用ナプキン支援の詳細
2024年1月から2月にかけて、NPO法人TGPは大阪大学のMeWプロジェクトと連携し、能登半島地震の影響を受けた子どもたちのために生理用ナプキンを支援しました。この取り組みでは、合計で12540枚の生理用ナプキンを寄付し、特に中学校に通う子どもたちに直接渡すことができました。
この支援に使用されたのは、個人や法人から寄せられた寄付金および「赤い羽根 災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成金344,000円です。この資金を活用して、石川県七尾市立中島小学校には1740枚、また輪島市内のいくつかの中学校にもナプキンを配布しました。
配布された生理用ナプキンは、以下の実績があります:
- - 輪島市立輪島中学校: 10箱(3600枚)
- - 輪島市立門前中学校: 6箱(2160枚)
- - 輪島市立東陽中学校: 6箱(2160枚)
- - 重蔵神社(避難所等に支援を行っている拠点): 8箱(2880枚)
これらの寄付は、特に避難生活を強いられる中で、子どもたちが健康な環境を保つために大いに役立てられました。NPO法人TGPは今後もこの活動を継続し、より多くの子どもたちの健康と安心を支えるための努力を続けてまいります。
NPO法人TGPの他の活動
NPO法人TGPは、単に生理用ナプキン支援にとどまらず、包括的性教育の普及やコミュニティ運営、プレコンセプションケアの推進にも取り組んでいます。
- - 包括的性教育支援: 小学生から大学生までの年齢にあわせた性教育教材を制作し、子どもや若者が安全で健康な生活を送れるよう教育しています。
- - コミュニティ運営: 妊活に取り組む方々が気軽に相談できる「妊活研究会」を運営し、専門家と情報交換ができる場を提供しています。
- - プレコンセプションケア: 妊娠前からの健康課題への理解を深め、将来への備えを促進するための講演を行い、参加者が自分の体についての意識を高めるお手伝いをしています。
私たちNPO法人TGPは、医師や専門家との協力を通じても支援を行い続け、またコミュニティを通じて人々が互いに支え合う関係を築くことを目指しています。現代社会において、多様な価値観が存在する中で、個が健やかに生きるための安全な環境づくりを推進してまいります。