オーガニックランドのRE100
2025-07-11 12:51:46

陸前高田のオーガニックランドがRE100を達成、再生可能エネルギーを活用した新たな試み

陸前高田ワタミオーガニックランドが環境に優しいテーマパークに進化



岩手県陸前高田市に位置する「陸前高田ワタミオーガニックランド」は、最近新たな取り組みをスタートさせました。既設のソーラーシェアリングに蓄電池を追加し、太陽光由来の電力を蓄え夜間もその電力を利用することで、完全に自然エネルギーで運営される環境に優しいテーマパークとして再生を図っています。

蓄電池の導入とその効果



7月3日に蓄電池の設置工事が完了し、早速稼働を開始しました。これにより、昼間に発電された太陽光エネルギーを自家消費し、余剰分を蓄電池にためることが可能になりました。これによって、昼夜を問わず全ての電力が自然エネルギーから供給されることが実現しました。これで陸前高田ワタミオーガニックランドは「RE100」を達成し、持続可能なテーマパークとしてさらなる進化を遂げています。

さらに、5月から点灯している「うみとやまとたいようのイルミネーション」もこの自然エネルギーで点灯されており、地域住民や遠方から訪れる子供たちに親しまれています。海と山に囲まれたこのテーマパークでは、自然の力を活かした美しいイルミネーションが訪れる人々の目を楽しませています。

RE100に向けた取り組み



「RE100」とは、企業が再生可能エネルギー100%の使用を目指す国際イニシアチブのことです。通常、企業はエネルギーコストを削減し、CO2排出削減の目標を達成するために再生可能エネルギーの導入を進めます。陸前高田ワタミオーガニックランドの取り組みは、その一環として位置付けられています。

農業テーマパーク「陸前高田ワタミオーガニックランド」の概要



この農業テーマパークは2021年4月に開業し、有機農業や循環型の社会を目指しています。敷地面積は約23ha(東京ドーム5個分)もあり、今後20年をかけて農場や牧場、音楽堂、発電施設などを増設する計画が進行中です。地域の特産物を活かし、その加工品をもとに農業から販売まで一貫して実施することで、再生可能エネルギーを活用した循環型6次産業モデルを推進しています。

ワタミモデルの普及



ワタミグループは、このモデルを広めることで持続可能な社会を実現しようとしています。具体的には、農業から食品製造、外食サービスに至るまでの一連の流れを通じて、エネルギーの効率利用やリサイクルに取り組んでいます。このような取り組みを通じて陸前高田市の復興や地方創生に寄与していくとともに、地元住民や訪問者に愛される場所になってほしいと考えています。

まとめ



陸前高田ワタミオーガニックランドは、再生可能エネルギーを利用した先進的なモデルを実践しています。環境への配慮を重視した運営をすることで、地域社会と共に成長していく姿勢は、多くの企業にとっての模範といえるでしょう。今後もその活動に注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
ワタミ株式会社
住所
東京都大田区羽田1-1-3
電話番号
03-5737-2288

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