進工業が放つメタバースゲーム「SUSUMU JUMPERS」
2025年7月29日、進工業株式会社が新たにリリースしたメタバースゲーム「SUSUMU JUMPERS」が話題を呼んでいます。京都市に本社を構える進工業は、1970年代から続く電子部品の開発・販売を手がける企業で、今回のゲームはその技術力を新しい形で表現するものとなっています。
ゲームの概要と魅力
「SUSUMU JUMPERS」は、プレイヤーがタイムアタック形式でジャンプを駆使し、不可解な現象が発生する仮想都市『SUSUMU City』を探索するアクションゲームです。宙に浮かぶ電子機器や部品を飛び移りながら、浮遊の謎を解明することに挑みます。これによって、遊ぶ楽しさとともに、電子部品の世界を深く知ることができるのです。
特に、このゲームは「体験を通じて技術を知ってもらいたい」という進工業の理念から生まれたもの。実際の製品、特に抵抗器をモチーフにした設計がされており、リアルなものづくりの魅力を体感できる場となっています。
開発背景とメタバースの活用
進工業は、BtoB企業として多くの人には馴染みのない電子部品の開発・製造を行っています。一般消費者にその技術や魅力を届けることが難しいと感じていた中、メタバースの技術を利用して体験型コンテンツを通じて訴求することが賢い戦略として採用されました。実際にメタバースの技術を持つ企業、株式会社リプロネクストとのコラボレーションによって、独自の体験を提供する空間が実現されたのです。
ゲームプレイについて
「SUSUMU JUMPERS」はブラウザから気軽にプレイできるため、PCやスマートフォン、タブレット、さらにはVRヘッドセットでも楽しめます。特に注目は、プレイヤーがジャンプで進むゲーム性です。浮かぶ足場が動いたり消えたりする中で、しっかりとした操作技術が求められます。集めることでパワーアップアイテムが得られる「抵抗器」の収集や、タイムアタック形式でのランキングバトルも盛り込まれており、プレイヤーを飽きさせることがありません。
リリース記念キャンペーン
ゲームのリリースを記念して、抽選で豪華賞品が当たる「My Best Jump!」キャンペーンも開催されています。VRデバイス「Meta Quest 3S」や、実寸サイズの抵抗器トロフィー、Amazonギフトカードなど、魅力的な景品が用意されており、参加方法はTwitter(X)でのフォローやリポストが基本です。このように、ゲーム体験だけではなく、多くのプレイヤーが楽しめる仕掛けが設けられています。
進工業の未来とメタバースの可能性
進工業は、電子部品の世界をメタバースという新たなプラットフォームで表現することにより、その魅力を広げる挑戦を続けています。ものづくりの楽しさを知り、体験することで、子どもたちや若い世代に技術や製品の重要性を伝えることが今後の課題となるでしょう。意外性のあるゲームプレイとその背後にある技術が融合する「SUSUMU JUMPERS」。この新しいゲームは、これからも多くの人々を惹きつけることでしょう。