新たな財団活動
2025-07-01 10:33:18

寺社文化財保護を目指す新しいクラウドファンディングの展開

寺社文化財の未来を支える取り組み



株式会社朝日新聞社は、新たに寺社文化財の保護を目的としたクラウドファンディング「A-Portみらい」を launchedしました。このプロジェクトは、文化財防火デーである2025年1月26日に発表された「法隆寺みらいプロジェクト」を含むもので、文化財の保護とその防災対策を融合させた取り組みの一環です。プロジェクトの第一弾として、横須賀市の臨済宗建長寺派に位置する満昌寺が所蔵する国の重要文化財、「三浦義明坐像」の修復費用を対象としています。

満昌寺は1194年に源頼朝によって建立されたもので、三浦一族の菩提寺として名を馳せています。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にもドラマティックに描かれたこの寺院は、地域に深く根付いた文化財を持つ場所として知られています。

「三浦義明坐像」は鎌倉時代の後期に制作されたもので、寄木造りで玉眼を備えており、威厳に満ちた衣冠束帯の姿をしています。長いあごひげを持つその表情には、老将の深い気迫が込められていると称されています。2030年には、義明の没後850年という重要な節目を迎えることから、180年ぶりの修復作業がこの像を再生させる重要な機会となるでしょう。

朝日新聞社は、多年来にわたり文化財を守るためのさまざまなプロジェクトに参加してきました。1968年の法隆寺金堂の壁画再現や1980年の東大寺大仏殿の大修理など、数多くの支援歴があります。こうした活動は、「日本の文化財はかけがえのないものであり、一人でも多くの人々がその価値を理解し、守る手に加わって欲しい」という願いから生まれています。

2015年に設立された寺社文化財みらいセンターは、神社仏閣の持つ歴史的・文化的価値を広めるための情報提供を行い、さまざまな支援活動を推進しています。文化財の保存と再生を目指すこれらの取り組みは、未来に向けた継続的な貢献を示すものです。

今後の進行についての詳細は、朝日新聞社の寺社文化財みらいセンターにお問い合わせください。また、法隆寺みらいプロジェクトに関する最新情報は、公式Instagramなどを通じて発信されています。

お問い合わせ情報



この新しいクラウドファンディングを通じて、多くの方々が寺社文化財に対して関心を持ち、守り手となることを期待しています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社朝日新聞社
住所
東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
電話番号
03-3545-0131

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。