新予約サービス誕生!
2016-01-15 15:57:04
旅行会社専用の新しい飲食店予約サービスが依頼金額1億円突破!
新たな飲食店予約サービス誕生
旅行業界での新たな試みが注目を集めています。約500社の旅行会社が利用できる飲食店予約サービス『団タメ!エクスプレス』が正式にリリースされ、わずか3か月で依頼金額が1億円を突破しました。
『団タメ!エクスプレス』とは
このサービスは、旅行代理店が団体客の食事を手配する際に、飲食店が自ら立候補する形で予約が成立するというものです。これにより、旅行会社は空いている飲食店を探す手間を軽減でき、また飲食店側も個別に旅行会社と提携する必要がなくなるため、効率的な運営が可能になります。さらに、飲食店は自分たちの都合の良い時間帯に提案を行うことができ、戦略的に団体を集客することができます。
インバウンド需要の拡大
依頼内容の特徴は、アジアや東南アジアを中心に31か国からのインバウンドの依頼があることです。団体旅行であれば、ほとんどのケースでガイドが同行するため、飲食店側は外国語メニューやWi-Fiを用意しなくても、インバウンドの予約を獲得できるという利点もあります。
依頼の多様性
依頼の国の中には、中国、ベトナム、タイ、韓国、シンガポール、インドネシアなどが含まれています。特に、頻繁に依頼がある国別のランキングとしては、最も多いのは中国、次いでベトナム、タイという結果が出ています。
即時対応が可能な予約システム
依頼の多くが1か月以内に行われるため、旅行代理店のセットする飲食店からの回答期限も通常2日以内です。結果として「旅行代理店の依頼 → 飲食店の立候補 → 予約成立」という流れが非常にスピーディに進行し、30分以内で決定が下されることも珍しくありません。
団体規模と価格
予約の約80%は40名以下の団体で占められていますが、100名以上の依頼も7%存在します。統計的に一団体の平均予約価格は約98,000円ですが、インバウンドの依頼は日本人の依頼に比べてやや低価格である傾向があります。
予約の偏りが少ない
予約の曜日には偏りがあまり見られません。特に土曜日に依頼が最も多いものの、その他の曜日でも均等に依頼がなされていることがわかります。
今後の展望
2016年には依頼金額12億円を目指し、旅行代理店にとってより利用しやすいシステムを構築していく計画です。また、地方自治体と連携し、地域ならではの郷土料理を提供する飲食店の拡充も進めることで、訪日外国人を地方へ呼び込む取り組みも強化します。
『団タメ!』について
日本初の旅行会社専用の飲食店検索・予約サイトである『団タメ!』は、インバウンド旅行、国内団体旅行、法人の宴会、学会の食事など、多様なシチュエーションで利用されています。現在、提携している旅行会社は約500社、飲食店は約2,000店舗にのぼります。
この新サービスの展開は、旅行業界に新たな風を吹き込むだけでなく、飲食業界にも大きな影響を与えることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ボーダレスシティ
- 住所
- 東京都千代田区三崎町3-3-3木下ビル3F
- 電話番号
-
03-3239-5333