俳優・アイドルが寿司職人に！新たなキャリアパスを支援する東京すしアカデミー

俳優・アイドルが寿司職人に！セカンドキャリアの選択肢

東京すしアカデミーは、俳優やアイドルといったエンターテイナーのセカンドキャリアをサポートする新たな取り組みを始めました。寿司職人を目指す方々のため、受講費用を免除する「一芸入学制度」が設立されたのです。この制度により、技術や経験を生かして新しい道を切り開こうとする人々を応援することが目指されています。

寿司職人養成の背景

東京すしアカデミーは2002年に設立され、日本で初めての寿司職人養成校として知られています。これまでに3500名以上の卒業生を輩出し、世界各国で活躍する寿司職人たちがいます。最近の寿司ブームに伴い、日本を訪れる観光客が増加しており、高級寿司店は数年先まで予約が埋まるほどの人気です。このような市場のニーズに応えるため、同アカデミーは即戦力となる人材を育成することに注力しています。

一芸入学制度の概要

新たに設けられた「一芸入学制度」は、エンターテイメント業界での経験を持つ方々に向けられています。この制度では、寿司職人としての潜在能力を引き出すために、応募者に面接を行い、その適性を判断します。選考に合格した方には、通常165万円という受講費用が全額免除され、卒業後には直営店での修行を経て店舗の経営を目指すことができます。

対象者について

この制度の対象は、20歳以上34歳以下のエンターテイナー経験者です。性別は問わず、卒業後には必ず直営店で働く意志があることが求められます。応募者は、興味のある方から専用ページを通じて書類を提出し、選考プロセスを通過する必要があります。

座談会を開催

制度の創設を記念して、東京すしアカデミーでは男性アイドルグループ『新選組リアン』の元メンバーを招いた座談会を行います。この座談会では、俳優やアイドルにとってのセカンドキャリアの可能性について語り合います。座談会の模様はYouTubeチャンネルで公開され、多くの人たちに新たな視点を提供することを目指します。

未来の寿司職人を目指して

寿司の技術を学ぶことはもちろん、エンターテイメント性も重視されます。寿司職人の業務には、「握り」の技能だけでなく、顧客とのコミュニケーションが重要です。俳優やアイドルとして鍛えた能力を活かし、寿司職人として新たな道を歩むことは、彼らにとって最適な選択肢かもしれません。

この新しい制度は、キャリアチェンジを希望するエンターテイナーたちにとって、夢の実現への第一歩となるでしょう。