世界を牽引する投資家たちが語り合う
2025年2月12日、ニューヨークで行われた対談では、アブダビ投資庁のアジア太平洋地域の最高投資責任者であるタリク・アフマッド氏と、日本の元株式責任者林則行氏が貴重な意見を交わしました。この出会いは、両者が持つ豊富な投資経験を共有し、新興市場に対する理解を深める機会となりました。
タリク・アフマッド氏の経歴
タリク・アフマッド氏は、インドのカルカッタ出身の著名な投資家です。カルカッタ大学で学士号を取得した後、ケース・ウェスタン・リザーブ大学でMBAを取得し、1983年にはアブダビでの投資管理のキャリアをスタートさせました。その後、1984年にはサウジアラビアのシティバンクに転職し、1988年にはアブダビ投資庁に入社。その卓越した投資手腕が評価されてシニアファンドマネージャーに昇進し、1998年からはアジア太平洋地域の最高投資責任者として多くの新興市場を統括しました。
アフマッド氏の在任中、日本を含むアジア市場において数多くの優良銘柄を発掘し、長期的な視点から市場を分析し続けました。これによって、アブダビ投資庁のアジア戦略は大きく飛躍しました。さらに、2004年からはシンガポールやニューヨークに拠点を移し、新興市場に特化したファンドを運営するなど、アフマッド氏の仕事は今もなお高く評価されています。
林則行氏について
一方、林則行氏は日本において多くの投資家から信頼を受けている存在です。彼は豊富な経験をもとに、実践的な投資ノウハウを学べるオンライン講座「投資部」を運営しています。このプラットフォームでは、投資に関心のある人々が有益な情報を得られるよう、様々な教材が提供されています。
新興市場の可能性
今回の対談では、特に新興市場の可能性について深く掘り下げて話し合われました。これらの市場はリスクを伴うものですが、計画的な戦略により収益を生むことができると、両者は認識しています。アフマッド氏は、リスク管理の重要性を強調し、それが成功するための鍵であると述べました。同時に、林氏はアブダビ投資庁時代からの不変の投資手法が、今後も有効であることを力説しました。
両者のディスカッションは、投資家にとって非常に参考になる内容であり、それがオンライン学習講座「投資部」にも反映されることになるでしょう。この講座を通じて会員は新たな投資知識を習得し、自身の投資戦略に役立てることが期待されます。
次世代へ向けてのメッセージ
最後に、林則行氏は「未来の投資家たちへ伝えたいことがある」と語り、知識や経験の重要性を強調しました。新興市場での成功は、情報や経験の蓄積によってもたらされるものであり、その点において、彼の講座は確実に次世代の投資家たちに有益な影響を与えると信じています。
今回の対談動画は、4月15日より「投資部」の会員向けに公開される予定です。詳しい視聴方法については「投資部」公式ウェブサイトにてご確認ください。
投資部公式ウェブサイト