プラスチックフィッシング
2024-12-03 10:24:41

宮川の環境保全に向けた2024プラスチックフィッシング開催レポート

宮川の環境保全に向けた2024プラスチックフィッシング開催レポート



2024年11月23日、三重県大台町で「2024プラスチックフィッシングin三瀬谷ダム」大会が開催されました。このイベントは、IXホールディングス株式会社の主催により、三重県立宇治山田商業高等学校の生徒が運営を行い、地域の環境保全を目的としたプログラムです。

プラスチックフィッシングとは?


プラスチックフィッシングは、水辺に捨てられたプラスチック製品を収集し、その重量を競いながら楽しむ活動です。この新しい形のエコ活動は、特に若い世代に海洋ゴミの深刻さを伝えるための有効な手段として注目されています。昨年、IXホールディングスがオブザーバー参加した宇治山田商業の課題研究発表会から各世代の海洋ゴミ問題への関心を高めるきっかけとなり、今年も引き続き大会が実施されました。

大会当日の様子


この日は、宇治山田商業の生徒や他の高校の生徒、大学生、社会人合わせて70名以上が参加。チームはSUPやカヌーを利用し、300メートルの範囲で水上のゴミ収集を行いました。事前に陸上でレクチャーを受けた後、参加者は水上で実際にゴミを集める作業に挑み、初めての経験ながら熱心に取り組んでいました。

参加者はSUPやカヌーに乗り込み、見える範囲ではゴミは少ないものの、対岸近くには多くのプラスチックゴミが浮かんでいることに驚きました。チームごとにゴミを集めていく中で、彼らは夢中になりながら作業し、45分の間に多くのゴミを回収しました。

洗浄・計量・分別作業


回収したゴミの後処理も重要です。海洋ゴミを収集するだけではなく、リサイクルできるように洗浄、計量、分別作業も行われました。生徒たちは真剣に役割を果たし、持ち込まれたものの中には家庭から集められたペットボトルキャップも含まれており、参加者で色分け作業を行いました。これらは、後に再利用に向けた取り組みとして活用されます。

結果発表と今後の展望


大会の結果として、集まったゴミの総重量は67.8kgに達し、最も大きなゴミは148cmのサイズでした。参加者はチーム分けされ、それぞれの成績に基づいて表彰が行われました。

このような環境保全活動は、地域の生徒や市民による共同作業を通じて、海洋ゴミへの意識を高めるだけでなく、地域の結束を促進する重要な意味を持っています。IXホールディングスでは、今後も地域との協力を強化し、持続可能な方法で活動を展開していく予定です。

さらに、2025年にはテーマ性を持った「おかげさまマルシェ」で再プラ製品の販売も行う予定であり、地域の皆さんと共に環境保全活動を継続する姿勢を大切にしています。参加者の感想は非常に好評で、「また参加したい」という声が多くあがり、ゲーム感覚を交えたゴミ拾いの方法が効果的であったことが伺えました。

この活動を通じて、多くの方が宮川の美しさと、その環境保全の重要性を実感し、行動に移すきっかけとなることが期待されています。今後も、このような取り組みを広げ、更なる環境保全活動に繋がるよう努めていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
IXホールディングス株式会社
住所
三重県伊勢市小俣町相合1306
電話番号
0596-22-0297

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。