専門学校生のための挑戦!第10回セキュリティコンテスト
2025年に行われる「MBSD Cybersecurity Challenges 2025」が、専門学校および高等専門学校の学生を対象に開催されることが発表されました。このコンテストは、三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)と、専門学校と企業を結ぶウェブサイトを運営する株式会社ビーアライブの共同主催によるもので、今年で10回目を迎えます。
コンテストの背景
サイバーセキュリティの対策はますます重要視されている中、日本においてもセキュリティに対応できる人材の需要が急増しています。しかし、その供給が追いついていないのが現状です。今回のコンテストは、専門学校や高等専門学校に在籍する学生が、実践的なセキュリティ業務を体験する場を提供することを目的としています。これにより、学生たちはセキュリティに関する知識と実践的なスキルを身につけ、興味を深めることができます。
今年の課題
10回目の節目を迎える今回のコンテストのテーマは「Webサイトに潜む脆弱性を見つけ出す」です。参加者は、特定のWebサイトの脆弱性を調査し、その結果を運営会社に報告するための文書を作成します。このようなプロジェクトを通じて、学生たちは実際の業務環境を感じ取りつつ、セキュリティの重要性を実感することができます。詳細については、2023年10月14日に正式発表される予定です。
参加者の動向
このコンテストは2016年に始まり、毎年約30の専門学校が参加しています。これまでに224校、632チーム、約2,300名の学生が挑戦してきた歴史があり、多くの学生にセキュリティ分野への興味を喚起してきました。それを受けて、参加する学生たちは今後のキャリア選択や業界研究においても多くの洞察を得ています。
コンテスト詳細
- - 主催: 三井物産セキュアディレクション株式会社
- - 後援: 一般財団法人職業教育・キャリア教育財団、一般社団法人全国専門学校情報教育協会
- - 参加資格: 専門学校または高等専門学校に在籍する学生
- - 応募締切: 2025年11月17日(月)
- - 最終審査会: 2025年12月12日(金)
- - 表彰: 最優秀賞、第2位、第3位が決定されます
このセキュリティコンテストは、専門学校生が自身の能力を試す絶好の機会となります。新たなスキルを手に入れ、将来のキャリアへの一歩を踏み出すチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか?今後の発表を楽しみに待ちましょう!