WORLD CLEANUP DAY 2024、日本初の国連国際デー
2024年9月20日、WORLD CLEANUP DAYが日本で初めて国連国際デーとして開催されます。この活動は地球規模でのクリーンアップを目的に、190ヶ国以上で同時に行われ、特に日本では日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、海を通じて豊かな未来を目指すことがテーマです。
WORLD CLEANUP DAYとは?
このイベントは2008年にエストニアで始まったもので、当初は国内の不法投棄されたごみを片付けるために集まった若者たちの活動が起源です。そこから年々規模を拡大し、2018年からは9月第3土曜日に世界的にクリーンアップデーとして認知され、2023年には1910万人が参加しました。
最近では国連SDGアワード2023のモビライズ部門で最高賞を受賞するなど、国際的な知名度が高まっています。これを受けて、2022年12月には国連総会で毎年9月20日をWORLD CLEANUP DAYとすることが決議され、国連国際デーとして正式に登録されました。
日本におけるENVIRONMENTAL CLEANUP
日本では2018年からエストニア大使館のサポートのもと、この活動が進められてきました。そして、今年の9月20日は、日本にとっても特別な日となります。海に囲まれた国である日本にとって、海洋ごみ問題は厳しい現実であり、問題解決に向けた取り組みが求められています。具体的には、海洋ごみの約80%が陸から流れ込むと言われており、世界で年間800万トンのプラスチックが海に流れ込んでいると推定されています。
クリーンアップイベントの実施概要
2024年のクリーンアップ活動は全国各地で行われ、参加者は自分の居住する地域で清掃を行うことができます。また、当日参加できない方々も、9月1日から30日までの期間に清掃活動を実施することで、WORLD CLEANUP DAYへの参加とみなされるため、幅広い方の参加が期待されます。
具体的な参加方法としては、公式サイトや「PIRIKA」、「BLUE SHIP」を通じて登録ができます。特に、日本全体の活動場所やアクセス情報は公式サイトで確認できます。
YouTubeライブ配信
クリーンアップの翌日には、9月21日(土)に、日本やアジア各地の清掃イベントの様子がYouTubeでライブ配信され、ゴミ問題への意識を高める機会が提供されます。ライブ配信は東京都港区にあるITOCHU SDGs STUDIOから行われ、参加者はウェブサイトを通じて簡単にアクセスできるようになります。
参加しよう
このWORLD CLEANUP DAY 2024は、海洋環境保護を意識した取り組みとして重要な意義を持ちます。誰もが気軽に参加でき、自らのアクションを通じて地球を美しくする手助けをすることができます。こうした活動を通じて、私たちの未来が変わる第一歩を一緒に踏み出しましょう。