ECCコンピュータ専門学校の新校舎完成
大阪・梅田の中心地である中崎町に、2024年11月にECCコンピュータ専門学校の新しい1号館が竣工します。この新校舎は「中崎・まちのキャンパス」というコンセプトのもと、地域との共生をテーマにしたデザインが施されています。
街との調和を意識したデザイン
新校舎のデザインは、長年にわたり「大阪駅」の変遷を見守ってきた著名な建築家、岩田尚樹氏が担当しています。彼は、最近では「OMO7大阪ホテル by 星野リゾート」なども手がけており、地域環境との融合を重視した建築スタイルに定評があります。古民家カフェや雑貨店が佇むレトロな街並みと調和しながら、ECCコンピュータ専門学校が未来を見据えた「街づくり」の第一歩を踏み出します。
施設のポイント
新校舎は、学生たちが交流し、学び合う空間を提供します。1階には、ECC Gaming Plaza(EGP)があります。ここはネイティブ教員が常駐し、ゲームを通じて英会話を楽しむことができる場所です。ボーダーレスな設計が採用されており、活気あふれる交流が生まれています。
また、ラウンジスペースでは、最大76名が利用可能で、給湯器や自動販売機も完備。イベント用のステージやスクリーンも用意され、コミュニティの中心として活用されることが期待されます。
さらに、2階にはリフレッシュスペースと開発実習室があります。リフレッシュスペースは、個人作業用のカウンター席もあり、グループでの作業にも対応しています。開発実習室は、特にゲーム開発に特化した教室で、高性能PCを使用しながら集中して学べる環境が提供されます。
教室の新しい形
3階から6階は教室プールとして利用され、壁やインテリアがそれぞれ異なるカラーで統一されています。このスタイリッシュな空間では、学生が気軽に資料を広げたり、相談できるような柔軟な座席配置が採用されています。また、教室間の可動式間仕切りを使うことで、大規模なクラスや特別授業へと柔軟に対応できるように設計されています。
このように、ECCコンピュータ専門学校は学生一人ひとりの夢を実現するため、最新の設備と教育環境を整え、成長を支えるためのコミュニティを形成していきます。一人の学びと、仲間との刺激が共存する環境を目指して、これからの学校生活が益々充実したものとなるでしょう。
施設概要
- - 施設名: 学校法人山口学園・ECCコンピュータ専門学校1号館
- - 住所: 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2-3-35
- - 竣工日: 2024年11月
- - 建物構造: 地上6階建、鉄骨造
- - 公式サイト: ECCコンピュータ専門学校