Green CarbonがJ-クレジット事業に採択
2024-08-23 16:00:25

Green Carbon株式会社、農業分野のJ-クレジット事業に採択される

Green Carbonが農業分野でのJ-クレジット創出をサポート



Green Carbon株式会社が、農林水産省の「令和6年度農業分野のJ-クレジット創出推進支援事業」に選ばれました。この支援事業は、農業におけるJ-クレジットの活用を広げることを目的としており、Green Carbonはカーボンファーミングという農地の炭素貯留に関する新たな方法論を学ぶことを目指しています。

J-クレジットについての背景



農業分野におけるJ-クレジットの活用はまだ始まったばかりであり、特に農業用ハウスのヒートポンプ導入や水稲栽培での中干し期間の延長、バイオ炭施用など、限られたプロジェクト数に留まっています。令和6年1月26日の時点で、これらのプロジェクトは25件のみで、背景にはクレジット創出コストの大きさや方法論の限界があるといわれています。これを受け、農林水産省は「みどりの食料システム戦略」策定に基づき、農業分野でのJ-クレジット拡大に向けた支援を行います。

Green Carbonの取り組み



Green Carbonは、特に東南アジア地域での自然由来のカーボンクレジット創出に努めている環境系のスタートアップです。その中で、国内の水田メタン削減とその効果をJ-クレジット化する運動を展開しています。水田における新たな取り組み「稲作コンソーシアム」の発足により、これまでに約900社の企業や農業法人が参加し、全国に4万ヘクタール以上の登録農地を確保しています。

今後予定されているカーボンファーミングの取り組みは、幅広い農地での炭素貯留を可能にしており、多様な農家の参加が期待されています。また、国内での実証実験がまだ進んでいない中で、このプロジェクトが排出量削減に貢献することが重要視されています。

カーボンファーミングの概念



カーボンファーミングは、大気中のCO2を土壌に取り込み、農地の質を改善することを目指した農法です。この方法を利用することで、温室効果ガスの排出削減が期待されています。

Green Carbonの将来展望



Green Carbonは今回の事業採択を受け、持続可能な農業や地球環境の保全に向けた道筋を示していく考えです。実証期間は2025年3月までで、これに伴って2,400,000円の全額補助が受けられます。農家の方々にとっても、この新しい方法論が広がれば、J-クレジットの活用が一層進む可能性があります。

Green Carbonのビジョンは、「生命の力で、地球を救う」であり、カーボンクレジットの創出から販売までを一貫してサポートするという企業理念のもと、多様な事業を展開しています。農業関連の研究やESGコンサルティングにも力を入れ、国内外で持続可能な形での成長を目指しています。

詳細な情報や最新の取り組みについては、Green Carbonの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597

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