未来のコンテンツ技術を体感する「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」
一般財団法人デジタルコンテンツ協会が主催する「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」が、2023年11月19日(水)から21日(金)までの3日間、幕張メッセ国際展示場の展示ホール6で開催されます。本企画は、コンテンツおよびエンターテイメント産業の革新や新たなビジネスの創出を目指して行われる特別なイベントです。今回は、最新のコンテンツ技術を直接体験できる展示や、世界的に著名な専門家やクリエイターによる講演やデモンストレーションが行われます。
エンターテイメント産業の未来を探る
「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」では、特に注目すべき内容が盛りだくさんです。生成AIをテーマにした「AI Street - AI Ignites Creation」というセッションでは、最新のクリエイティブ技術が紹介され、来場者は新しい表現手法を体験できます。今年のイベントは18回目を迎え、毎年新たな技術やアイデアの発表を通して来場者に刺激を提供しています。
特に、基調講演には読売テレビが制作した生成AIを活用したショートドラマ『サヨナラ港区』を題材に、AI映像の革新性について講演する専門家が登壇します。AIクリエイター宮城明弘氏とプロデューサー汐口武史氏を迎え、AIが創る未来の映像表現についての実例を交えながら語られます。このセッションは、AIが映像に与える影響を理解する絶好の機会です。
世界に通じる技術の紹介
さらに、国際学会ACM SIGGRAPHから招待されたJesse Barker氏が登壇し、AIとGPUによるリアルタイム表現の未来について議論が行われます。また、ゲーム界のAIリサーチャー三宅陽一郎氏による視点も加わり、最新の技術トレンドが紹介される予定です。AIとリアルタイムグラフィックスの交わる場所で、参加者は未来のビジョンを掴むことができます。
トークセッションやデモンストレーション
11月21日には「ASIAGRAPH創賞・匠賞」の受賞記念トークセッションも行われます。特に、さかなクンとCGアーティスト河口洋一郎氏による対談が注目です。今年の受賞者であるさかなクンは、魚のイラストを通じて普及活動に寄与した功績が認められました。また、藤本壮介氏もその建築哲学について語ります。
会期中には、色々な企業によるデモンストレーションが用意されており、フォトリアルなアバターや高精細なVRコンテンツなど、各社の最新技術を実際に体験することができます。特に、生成AIによるクリエイティブのデモは必見です。
ネットワーキング・イベント
さらに、17LIVEのVライバーとのコラボレーション企画やオープンマイクピッチなどのネットワーキングイベントも実施され、出展者と来場者が自由に交流できる環境が整っています。新たなつながりを築くチャンスです。
開催概要
- - 名称: INTER BEE IGNITION×DCEXPO
- - 会期: 2023年11月19日(水)〜21日(金)
- - 会場: 幕張メッセ 国際展示場展示ホール6(千葉市美浜区中瀬2-1)
- - 料金: 無料(事前登録制)
- - 公式HP: dcexpo.jp
このイベントは、テクノロジーとコンテンツの未来を探る貴重な機会です。ぜひ、最新の映像技術やクリエイティブの可能性を体験しに来てください。