神戸デジタル・ラボにおける「Backlog」の導入事例
株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL)は、IT業界での競争を勝ち抜くために、労力を削減し効率を高める取り組みを進めています。その一環として、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を導入しました。このツールは、同社の業務基盤を変革し、開発案件の立ち上げ工数を劇的に短縮する効果を発揮しています。
導入の背景
KDLは、システム開発と情報セキュリティサービスを中心に運営する企業で、今までオンプレミス型のプロジェクト管理ツールを利用していました。しかし、新たな開発案件が立ち上がるごとにサーバーの準備やツールへのインストールが必要で、そのたびに個別管理が求められる状況は、運用面での負担を増加させていました。そこで、効率的な運用と拡大を図るためにBacklogの導入が決定されたのです。
具体的な活用法
KDLがBacklogを導入した結果、特筆すべきはAPIを利用した立ち上げプロセスの自動化です。これにより、プロジェクトの生成や管理情報の記録が一連の流れで行えるようになり、従来60分かかっていた立ち上げ作業がわずか1分に短縮されました。この改善は、効率化だけでなくヒューマンエラーの削減にも寄与しています。
さらに、Backlogには標準で搭載されているGitやSVNを活用することで、ソースコード管理も行うことが可能。これにより、タスク管理とソースコード管理を一環して行える環境が整い、外部システムとの連携が不要となったことで、運用負荷が大幅に軽減されました。
横断的な情報共有
KDLでは、Backlogを通じて部署横断的な情報共有も促進しています。品質管理部門では、開発案件の進捗状況をリアルタイムで把握し、問題が発生した際の早期対応が可能です。また、社内向け業務の管理システム開発においてもCross-Departmentalに活用されています。さらに、社外パートナーや顧客との共同作業もBacklog内で行うことで、情報の集約と整理がスムーズになりました。
担当者の声
KDLのKDXチームの担当者は、「Backlogを使い始めてから10年以上が経過し、今では業務に欠かせない存在です。ユーザー数やプロジェクト数に制限がないため、業務の引き継ぎにおいても情報を簡単に探せるのがメリットです」とコメントしています。また、今後はプロジェクトに関する窓口を一本化し、業務の属人化を解消する見通しを明らかにしています。
まとめ
神戸デジタル・ラボのBacklog導入は、業務効率化の好例です。特に開発領域での工数を短縮したことは、同社の競争力を高める要因となっています。今後も全社的な活用が進むことで、さらなる業務の質向上が期待されます。