TICAD9に見る物流サービスの新たな活躍
阪急阪神エクスプレスが、アフリカ進出企業に向けた物流サービスを、8月20日から22日にかけて横浜で行われるTICAD9(第9回アフリカ開発会議)の併催イベント「TICAD Business Expo & Conference」にて発表します。この会議は、日本政府が主導して1993年より開催されているもので、アフリカの開発をテーマに国際的な協力を促進することを目的としています。
今回は、150社以上の企業や機関が参加予定であり、特に「Japan Fair」や「Africa Lounge」などのプログラムを通じて、日本の優れた技術とサービスを国内外に発信する重要な機会となります。阪急阪神エクスプレスは、このJapan Fair内にブースを設置し、独自の物流ソリューションを紹介します。このソリューションは、子会社のINTRASPEED社と共に提供し、アフリカ市場への進出を考える企業にとって非常に価値のあるものとなるでしょう。
アフリカの物流課題とは
アフリカ各地域における物流の現実は、インフラの不足や税関手続き、さらには治安や交通事情など多くの課題に直面しています。それゆえ、企業が物流パートナーを選定する際には、これらのリスクを理解し、的確な対応策を講じることが求められます。TICAD9では、特にこの点に焦点をあて、物流における実際の課題とその対応策についてのパネルディスカッションが行われます。
パネルディスカッションの詳細
8月20日には、イベントステージで物流課題をテーマにしたパネルディスカッションが実施されます。このセッションには、初代南アフリカ駐在員やINTRASPEED社の役員など、豊富な現地経験を持つ3名の登壇者が参加し、アフリカの各地域における物流の実情やリスク、成功事例などについて議論します。
INTRASPEED社の強み
INTRASPEED社は、アフリカ諸国に広がるDoor Deliveryが可能なネットワークを有し、大小さまざまな地理的特性に応じた物流サービスを展開しています。特に、近年では南アフリカやケニアに大型倉庫を持ち、航空及び海上貨物の通関、保管、配送という一連のサービスを一貫して提供しています。このように、アフリカ特有の物流リスクに対する実務対応力の高さが、INTRASPEED社の大きな強みと言えるでしょう。
まとめ
阪急阪神エクスプレスがTICAD9で披露する物流ソリューションは、アフリカ市場へのエントリーを考える企業にとって、非常に貴重な情報とサポートを提供することが期待されます。これからのアフリカビジネスの発展に、ぜひご注目を!