関西データコンペ優勝
2025-11-12 14:06:40

関西のデータ活用コンペで「天然水」が最優秀賞を受賞

関西のデータ活用コンペ「Osaka Data Quest 2025」



大阪公立大学が主催し、株式会社ブレインパッドが技術協賛する「Osaka Data Quest 2025」(略称:ODQ 2025)が11月に開催されました。このコンペティションは、大学生や大学院生、高専生を対象に、データサイエンスやデータ活用に関する知識を競う場であり、産官学連携の取り組みです。

コンペの概要



ODQ 2025は、「データから描く大阪・関西での至高のひととき」をテーマに、関西圏を中心とした33チームが参加しました。選ばれた9チームが本選に進み、企業が提供した匿名化された購買データを元に購買行動を分析し、新たなビジネス提案を行いました。

厳正な審査を経て、福岡大学のチーム「天然水」が最優秀賞を獲得。受賞チームには、記念の賞状やトロフィー、賞金30万円、さらにクリスタル製の“勇者の剣”が贈られました。

「天然水」の受賞理由



最優秀賞に選ばれたチーム「天然水」は、スーパーでの購入時に節約した金額を可視化するスマホアプリ「ナンボ・フューチャー」を提案しました。このアプリは、利用者にとっての購買意欲を高める工夫が凝らされており、データを活用した実用性の高いアイデアが評価されました。

このコンペでは、各チームが約7分間のプレゼンテーションを行い、データ分析力や課題発見力、実現可能性などの観点から審査を受けました。審査員には松井利之氏(大阪公立大学 副学長)をはじめとする12名が名を連ねました。

大会の意義と今後



ODQは、次世代のデータサイエンス人材を発掘・育成することを目的としています。地域企業や教育機関が協力し、若手人材の育成や地域に根付く人材の育成に貢献することが期待されています。ブレインパッドは今後も引き続き産官学の連携を強化し、次世代人材育成に努める考えです。

参加学生のコメント



チームリーダーの大西彩理紗さんは、最優秀賞を獲得できたことに喜びを表し、データ分析から施策をトータルで実施した体験が非常に有意義だったと振り返りました。「この材料をどのように調理して活かすか」を意識することで、チームとしての結束が高まり、より一層の分析モチベーションの向上につながったといいます。

結論



「Osaka Data Quest 2025」は、関西を拠点にデータ科学の振興を図る大きな一歩となりました。松井氏は、来年以降の継続開催を目指し、さらなる社会的インパクトの創出や人材育成を期待しています。参加した学生の挑戦は、新たな価値を生み出す源泉となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ブレインパッド
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電話番号

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