脱炭素化SaaS「Terrascope Japan」、持続可能な社会実現を目指すJCLPの賛助会員に認定
気候変動対策をリードする企業が集まる「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」は、企業が持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化するためのプラットフォームです。2023年6月に設立されたTerrascope Japan株式会社は、JCLPの賛助会員に認定されました。
Terrascope Japanは、企業のCO2排出量の正確な計測、報告、削減を行うためのSaaSプラットフォームを提供しています。Scope1-3の排出量を可視化するソリューションを展開し、サプライチェーン全体の持続可能性を評価することで、企業が持続可能なビジネスモデルを構築するためのサポートを行っています。
脱炭素社会の実現に向けて、企業には気候関連財務情報の開示やGHG排出量の可視化と削減が求められています。2023年度からは、すべての上場企業に対してサステナビリティの情報開示が義務化されるなど、ESGの取り組みがますます重要視されています。Terrascope Japanは、こうした状況に対応し、企業の脱炭素化を支援することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
JCLPとは
JCLPは、気候変動に対する積極的な対策を推進する企業の集まりであり、2009年に日本独自の企業グループとして設立されました。幅広い業界から日本を代表する企業を含む230社以上が加盟しており、加盟企業の売上合計は約130兆円、総電力消費量は約66TWhに達します。
JCLPは、横浜市との包括連携協定の締結や、国際非営利組織The Climate Groupのローカルパートナーとして、RE100、EV100、EP100の普及窓口を務めるなど、自治体や海外機関との連携も進めています。
Terrascope Japanとは
Terrascope Japanは、2022年にシンガポールで設立されたTerrascopeの日本支社です。昨年6月から事業を開始し、アジアパシフィック地域はもとより、欧州、米州への事業展開を進めています。グローバルの最新動向を常に把握し、世界中でサプライチェーンを持つグローバル企業の脱炭素化を支援する体制が整っています。
Terrascope Japanは、約10万の排出係数を含むグローバルデータベースを標準搭載し、素材の国別、製品別に高い精度で排出量の算出が可能です。英国のNGO機関であるCDP(Carbon Disclosure Project)から、GOLDパートナーに認定されており、インド太平洋クライメートテック100社にも選出されています。
Terrascope Japanの会社概要
会社名: Terrascope Japan株式会社
所在地: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング26F(xLINK内)
代表者: 代表取締役 廣田 達樹
事業内容: グローバル基準の脱炭素SaaSプラットフォームによりサプライチェーン全体の炭素排出量測定、管理、削減を支援
設立: 2023年6月15日
Terrascope Japanは、企業の脱炭素化を支援するコンサルティングファームや、コンサルタントの皆さまからの協業のご相談も受け付けています。炭素排出量の可視化から、可視化した排出量を実際に低減していくアクションまで、グローバル基準の戦略的なコンサルティングを可能にします。