労務トラブル解決に向けたSaaS「MONTAI」とは
近年、企業における問題社員の増加に伴い、管理職や人事担当者の負担が増している現状があります。このような背景の中、Dayz株式会社が新たに展開するSaaS「MONTAI」が、労務トラブルを未然に防ぐことを目指しています。「MONTAI」は、業務プロセスの改善や標準化をサポートし、問題社員への適切な対応を支援します。
「MONTAI」の開発背景
企業が抱える問題社員への対処は、一筋縄ではいかず、マネジメントに多大なストレスをもたらす要因となっています。無断欠勤や遅刻、ハラスメント、さらにはSNS上での誹謗中傷など、問題行動を取る社員はどうしても一定数存在します。
こうした社員に対し、どのように対応するかは、場合によって異なり、結果的にマネジメントの経験や個々の対応能力に依存しがちです。
そのため、Dayzは「MONTAI」を通じて、問題社員の観察、注意、指導が一元化され、より効率的な管理を実現することを追求しました。
専門家の意見を取り入れながら、現場の声を重視した設計により、実際の指導で役立つ機能を集約しています。
「MONTAI」の主な機能
1. 記録機能
「MONTAI」は、スマートフォンやPCから簡単に問題行動を記録できる機能を提供しています。
現場での行動を即座に入力・共有することで、情報の遅れを防ぎ、管理職が個別に対策を講じる際の参考データとしても活用できます。
これにより、担当者間での情報の非対称性を解消し、適切な情報共有が促進されます。
2. 管理機能
社員の問題行動に対する対応履歴は一元化され、迅速な検索が可能です。
適切な対応を行った履歴を体系的に蓄積することで、今後の判断基準がより明確になり、各部署や個々の管理職が公正さを保ちながら評価や指導を行えます。
3. リスク対策機能
トラブル発生を未然に防ぐためには、過去の記録が重要です。
「MONTAI」では、観察記録や指導履歴をしっかりと残すことができ、労務トラブルが起こる前に必要な対策を講じることが可能です。この情報は、法律相談を行う際にも役立ち、データを基にした強固な支援を提供します。
モニター募集の概要
「MONTAI」の試行版モニターが2025年11月5日から2026年2月28日まで募集されています。
特に経営者や人事・労務担当者にとって、課題解決に向けて新たな視点を得る貴重な機会です。
企業の生産性向上や職場環境の改善に向けて、ぜひご参加を検討してみてください。
申込方法は以下の専用ページから行えます。
MONTAI公式サイト
会社情報
Dayz株式会社は、東京都中央区に所在し、2008年から様々な事業を展開してきた企業です。代表取締役は玉城朝氏であり、労務管理に関する豊富な経験を背景に「MONTAI」を開発しました。
同社は他にもデジタルサービスや危機管理コンサルティングなど、多岐にわたるサービスを提供します。
「MONTAI」は、2026年3月に正式リリースが予定されており、モニター企業のフィードバックを元に更なる機能改良が期待されています。