MakeLeapsが60万ドルの資金調達を実施
日本のクラウド請求管理ツールであるMakeLeapsが、シリコンバレーの著名なエンジェル投資家から60万ドルの資金を調達しました。この資金提供には、AngelListの創設者Naval Ravikant氏や、Hatena Inc.の取締役Richard Chen氏、500 StartupsのDave McClure氏をはじめとする多くの投資家が参加しています。
資金調達の背景
MakeLeapsは2011年にサービスを開始し、個人事業主から中小企業、大企業まで、幅広い顧客に利用されています。特に、フリーランスや従業員100名以下の中小企業が多くを占め、その数は15,000を超えました。MakeLeapsは、ユーザーの声をもとにサービスを改善しており、今年4月からの3ヶ月間で約20%の収益成長を達成しました。これにより、クラウドビジネスソフトの市場での活躍が期待されています。
Naval Ravikant氏のコメント
Naval Ravikant氏は、日本が新しい技術の開発において優れた国である一方、クラウドビジネスソフトの分野での進展が遅れていることを指摘しました。彼はMakeLeapsの成長の可能性について高く評価しており、日本市場に特化したスタートアップの先駆けとなれることを喜んでいると述べています。
今後の展望
調達した資金を活用し、MakeLeapsは中小企業向けの機能増強やサービスの向上を目指します。具体的には、書類管理や顧客データの運用労力を削減するための新機能の開発、他の業務システムやBtoB決済サービスとの統合を進めていく計画です。また、多くの中小企業に導入してもらうために、セールスエンジニアチームの強化も図ります。MakeLeapsはこれからも、進化したクラウド自動化システムによって日本のビジネス効率化に貢献していくことでしょう。
AngelListについて
AngelListは、2010年にサンフランシスコで設立されたスタートアップ向けのプラットフォームです。ここでは、エンジェル投資家とスタートアップが出会い、投資情報を公開する場として機能しています。多くのスタートアップが、自身の株主情報を実名で提示し、投資の実績を公開しています。
MakeLeapsのサービス
MakeLeapsは、オンラインでビジネス書類の発行、管理、送付が可能なサービスを提供しており、個人事業主から大企業まで、国内で15,000社以上に導入されています。契約書や請求書などの書類をオンラインで効率よく管理し、業務の大幅な自動化を実現しています。
会社情報
メイクリープス株式会社
- - 代表者: Jason Winder
- - 所在地: 東京都目黒区上目黒1-4-3 エクセル中目黒5階
- - URL: MakeLeaps
この資金調達により、MakeLeapsはさらなる成長を遂げ、日本のビジネス環境を変化させる期待が高まっています。