北海道とノルウェーを結ぶ新たなクラフトビール「ÅPEN VOSS」
北海道・ニセコ町に拠点を持つヨーテイブルーイングが、9月21日より数量限定で新たなIPA「ÅPEN VOSS」を発売します。このビールは、ノルウェーの酵母メーカーであるKveik Yeasteryとの協力によって生まれたもので、Voss酵母の特性を最大限に活かした独特の風味が特徴です。
醸造の背景と特徴
ヨーテイブルーイングの代表取締役社長、大輪真理子氏は、ノルウェーの酵母メーカーと共にこのビールの醸造に挑みました。使用したVoss酵母は、オレンジを思わせる風味を持つことに加え、高温でもクリーンに発酵できる特性があります。これにより、北海道の厳しい冬にも対応できる点が魅力です。さらに、Freestyle HopsのWaimeaホップと組み合わせることで、トロピカルな風味を引き出しています。
また、レシピ設計にはGreat Western Pale High ColorやRahr 2-rowといったモルトを使用し、酵母とホップの香味が見事に融合することを目指しました。一口飲めば、まずは爽やかなグレープフルーツの酸味が広がり、次にオレンジの果肉を思わせる甘みが訪れます。最後にはすっきりとした後味が残る、一杯で二度楽しめる仕上がりになっています。
限定販売とイベント情報
「ÅPEN VOSS」は、樽生と350ml缶の形で提供され、数量限定で販売されます。そのため、人々はできるだけ早く試してみる必要があります。特に、9月21日から23日まで行われる「さっぽろオータムフェスト」では、7丁目の日替わり飲みくらべ&お酒のつくり手STANDに出店し、その場で楽しむことができます。また、ニセコ道の駅ビュープラザやヨーテイブルーイングのオンラインショップでも350ml缶の販売が行われ、全国送料無料のサービスも提供されています。
ノルウェーとのつながり
このプロジェクトの実現には、Hakko Supplyのサポートがあったとのこと。彼らは日本と海外のクラフトビールシーンをつなぐ役割を担い、クラフトビールの原材料をより良いものにするための橋渡しをしています。Voss酵母の故郷であるノルウェーのVoss地方は、製造責任者にとっても思い出深い地点。彼女は母親と約10年前に旅をした際、その地域の自然や雰囲気に触れた経験を重ねています。こうした想いが込められた「ÅPEN VOSS」は、両国の文化と味わいを融合した作品となっています。
パートナーのコメント
Kveik Yeasteryの創業者であるØystein Bakken Vold氏は、「ヨーテイブルーイングが私たちの酵母を選んでくれたことを非常に誇りに思っています。Voss酵母はWaimeaホップと完璧に調和し、柑橘系の風味が幾重にも生まれます。この素晴らしいコラボレーションに参加できたことを嬉しく思います」と述べました。また、Hakko Supplyの代表、ギャレス・バーンズ氏も「日本のクラフトビール醸造所を世界の素晴らしい原材料と結びつけることは、私たちの目指すべき道です。今回の成功を心より嬉しく思います」とコメントしています。
このように、「ÅPEN VOSS」は単なるビールではなく、北海道とノルウェーという二つの北へのトリップを楽しむ体験でもあるのです。ぜひ、この特別な一杯を味わってみてください。