東大発のスタートアップ、生成AIによる論文特化型チャットボット「Arxivista」の無料体験版を発表

東大発スタートアップ、TransXが新たに提案する「Arxivista」

11月15日、東京大学発のスタートアップTransXは、研究者向けに生成AIを活用したチャットボット『Arxivista』の無料体験版の先行予約を開始しました。この新サービスは、論文に特化した機能を持ち、特に学術研究において役立つツールとして期待されています。

AIによる研究活動の効率化

最近のAI技術の進展に伴い、論文の執筆や情報の整理はますます複雑になっています。AIが活躍する場として、論文の内容を正確に把握し、深い理解を促すツールが求められています。TransXは、このニーズに応えるために、これまでの論文検索や情報収集を効率化するチャットボットを開発しました。

この「Arxivista」は、特にarXivで発表される論文に特化しており、ユーザーはSlack内でarXivのURLやPDFを送信するだけで利用を開始できます。これにより、複雑な操作をすることなく、関連する情報を簡単に引き出すことが可能になります。

主な機能とその利点

「Arxivista」は以下のような特徴を備えています。

1. 簡単な起動方法: ユーザーはSlackにarXivのURLをメンションするだけで、botが自動的に起動します。
2. 図表の切り出しと要約の自動出力: 論文に含まれる図表を自動で切り出し、その要約を生成。これによって、要点を迅速に把握することができます。
3. 幅広いPDF対応: arXiv以外のPDFファイルにも対応しており、多様な論文情報に柔軟に応じることができます。

このような機能により、研究者は時間を節約し、より多くの情報を効率的に処理できるようになります。

無料体験版の利用方法

法人や研究室は、Arxivistaの無料試験導入を希望する場合、公式ホームページから問い合わせが可能です。導入に興味がある団体は、ぜひお早めにコンタクトをとってみてください。
公式ホームページ: TransX
お問い合わせ: お問い合わせフォーム

チームのバックグラウンド

TransXは、東京大学やマサチューセッツ工科大学（MIT）で学ぶ優れた博士課程の学生を中心に構成されており、元ベンチャー企業のCTOを含む専門家集団です。AIに対する深い知識と、数多くのプロダクト開発経験を持ったエンジニアチームが揃っており、企業や研究機関に対してAIソリューションを迅速に展開することができます。

wysok その技術力を活かし、AIによるビジネスの効率化と競争力向上を目指すTransXは、Arxivistaを通じて今後ますます多くのユーザーをサポートしていくことでしょう。興味がある方はお気軽にお問い合わせください。