スチュワードシップ・コードに関する有識者会議が10月18日に開催されます

スチュワードシップ・コードに関する有識者会議が開催

令和6年度第1回「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」が、10月18日（金）に行われる。会場は中央合同庁舎第7号館の共用第1特別会議室で、開始時間は午前10時からの予定だ。会議は2時間にわたり開催され、開会、事務局からの説明、専門家によるプレゼンテーション、そして討議を経て、閉会に至る流れとなっている。

この会議は、企業の責任ある経営と長期的な視点からの投資促進を目的とし、スチュワードシップ・コードの実施状況やその改善点について意見交換が行われる重要な場である。今回は一般傍聴席の用意はないが、会議の模様は公式のYouTubeチャンネルを通じて生配信されるため、ネットを介して参加することが可能だ。市民の視点からも多くの関心が寄せられることが期待されている。

YouTube配信の詳細

会議に参加したい方は、下記URLから視聴可能なYouTubeチャンネルにアクセスすることができる。配信内容については金融庁に著作権があるため、他サイトへの転載や改変は禁じられている。
金融庁公式YouTubeチャンネル

会議後には議事録も金融庁のウェブサイトにて公開される予定であり、政策の透明性を高めるための重要なステップとしても位置付けられている。こうした取り組みは、投資家と企業との信頼関係構築に貢献し、持続可能な経済成長を促進することが期待される。

スチュワードシップ・コードとは

スチュワードシップ・コードとは、機関投資家が、企業経営に対して責任を持って関与し、その経営理念を遂行していくことを促進するための指針である。企業の利益だけでなく、広く社会全体に対する責任を果たすことが求められるこのコードは、特に株主と企業との関係において重要な役割を担っている。

このコードの実施は、企業のガバナンス向上や、投資家の利益を守るために不可欠であるため、会議ではこれらの実施状況について活発な議論が行われる見込みだ。