TOPPANの新機能
2025-03-28 14:49:12

TOPPAN、CO₂排出量管理を効率化する新機能を発表

株式会社TOPPANは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、調達業務を効率化する企業間プラットフォーム「SDNECT®」に新たな機能を追加しました。この新機能は、CO₂排出量を算定するためのクラウドサービス「SmartLCA-CO₂®」とのデータ連携を実現するもので、2025年4月から提供を開始します。

「SDNECT®」と「SmartLCA-CO₂®」の連携


新機能は、発注業務における環境負荷の管理を大幅に軽減します。具体的には、SDNECT®に登録されている発注書や納入指示などの調達データと、SmartLCA-CO₂®で算出されたパッケージに関わるCO₂排出量がリンクし、取引に係るCO₂排出量をリアルタイムで管理できるようになります。これにより、企業は2026年から施行されるScope3の開示義務に対しても迅速に対応できるようになります。

環境問題への対応とデジタル変革


持続可能性への関心が高まる中、TOPPANはパッケージ業界における環境負荷を低減する技術開発を進めてきました。2022年にはプラスチック資源循環促進法も施行され、プラスチックmのリサイクル方法が一層重視されるようになりました。TOPPANの新機能は、業界全体のデジタル化の流れの一環として位置づけられます。この連携は、サプライチェーン全体のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現を目指すものであり、効率的な業務環境の提供を可能にします。

最大のメリットは業務効率の向上


SDNECT®の利用により、企業は効率的にCO₂排出量を管理できます。注文一覧や納品日時がリアルタイムに更新され、すべての関係者が正確な情報を共有できるため、属人的な業務プロセスから脱却できます。また、業務の円滑な進行を促すため、特徴的なチャット機能を通じて、コミュニケーションの効率化も図られます。このように、TOPPANはサステナビリティ推進を行う企業の強力なパートナーとなることを目指しています。

価格と今後の展望


新機能の基本料金は月額2万円からで、ユーザーは競争力の向上につながるサステナブルな仕組みを手に入れられます。TOPPANは、「SDNECT®」の販促を強化し、2025年度には関連事業で約3億円の売上を目指すとしています。また、企業間や消費者まで、サプライチェーン全体のDXを促進し、持続可能な社会の実現に寄与するサービスの開発を続けていく方針です。

TOPPANのサステナブルブランド「SMARTS™」


新たに立ち上げた「SMARTS™」は、TOPPANグループのサステナブルブランドとして、パッケージを起点に持続可能な未来をつくる取り組みを進めています。これにより、マーケティングやDXのリソースを最大限に活用し、関係者と協力しながら持続可能な社会の実現に貢献していきます。

まとめ


TOPPANが提供する「SDNECT®」と「SmartLCA-CO₂®」の自動連携機能により、企業の調達業務は大きな変革を迎えます。この新機能の導入によって、企業は効率的にCO₂排出量を管理し、サステナブルな社会の実現に向けての一歩を着実に進めることができるでしょう。


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会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

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