アドバンテックの投資
2025-01-15 14:34:23

アドバンテック、日本市場への本格投資を開始しテクノロジー共創を強化

アドバンテック、日本市場への大規模投資を行う



アドバンテック株式会社は、2023年に入ってから、日本市場への進出を強化するための新たな動きを見せています。同社が台湾に本社を持つアドバンテックグループの一員として、グローバル・ブレイン株式会社が運営する「グローバル・ブレイン9号ファンド」に出資を決定しました。この取り組みは、アドバンテックのデジタルトランスフォーメーション推進を加速させるものと期待されており、日本のハードウェアおよびソフトウェアのスタートアップ企業との連携を深める契機となるでしょう。

グローバル・ブレインとの連携



アドバンテックは、この新たなパートナーシップを通じて、より広範なエコシステムの構築を目指しています。日本のスタートアップとの協力を強化することで、顧客のニーズに即したイノベーションを起こすことが狙いです。

アドバンテックの代表取締役社長、吉永和良氏によれば、「我々は、共創を通じてインテリジェントで持続可能な未来を創造することに全力を尽くします。日本市場でのスタートアップとの連携は、我々にとって重要な一歩です」とのこと。

エッジコンピューティングとAIに注力



アドバンテックは今後、エッジコンピューティングやエッジAIの分野においてリーダーシップを発揮していく方針です。同社はこれを「Edge Computing & Edge AI in Action」と位置づけ、5つの主要市場—エッジインテリジェントシステム、エネルギー・ユーティリティ、製造、医療、スマートシティと小売業—に特化して取り組みを進めます。これにより、産業の変革を実現し、持続可能な収益基盤を確立することを目指しています。

投資のインパクトと将来の展望



グローバル・ブレインのGB9号ファンドは324.8億円の資金調達に成功し、同社の運用資産総額は3,396億円に達しました。アドバンテックは、この資金を活用して日本における積極的な投資を推進し、スタートアップ企業の成長を支援します。

アドバンテックの歴史



アドバンテックは1983年に設立され、以降40年以上にわたって高品質かつ高性能な産業向けコンピュータを開発し続けています。2024年現在、同社は3,000以上のIoT機器を市場に提供しており、世界各国に拠点を持つメーカーとしての地位を確立しています。「Enable an Intelligent Planet」というビジョンのもと、社会のニーズに応える製品を提供し、豊かな未来を育むことに力を注いでいます。

今後アドバンテックが如何に日本市場でのイノベーションを推進し、エコシステムの共創を加速させていくのか、その動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
アドバンテック株式会社
住所
東京都台東区浅草6-16-3
電話番号
03-6802-1021

トピックス(経済)

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