yuniが東京都支援に採択
2025-05-09 15:32:28

廃棄物を資源に変えるyuni、東京都の支援事業に採択

廃棄物を資源に変えるyuni、東京都の支援事業に採択



株式会社yuni(ユニ)は、この度、東京都が主催する「社会実装促進(マッチング)支援_環境サステナビリティ・GX」第1期に選ばれ、環境問題解決に向けた新たな一歩を踏み出しました。

日本の廃棄物問題とは?


日本全体で年間約4,000万トンもの廃棄物が焼却されています。これに対し、廃棄物を資源として利用することが求められています。東京都では、社会課題の解決を目的としたスタートアップと企業とのマッチングを進めています。これにより、スタートアップの革新的な技術やサービスが、具体的なビジネスモデルに変換されることを目指しています。

yuniの取り組みとビジョン


yuniは、「日本を廃棄大国から資源大国へ変える」というビジョンを掲げています。この理念に基づき、以下のような取り組みを行っています:

再生技術開発


yuniは、寝具やクッション、ウレタン、不織布、古布などの廃棄物を再生する技術を開発し、兵庫、大阪、山梨に再生工場を運営しています。ここでは、大手企業への再生素材の提供も行われています。

ブランド事業


再生素材を活用した製品の開発を推進しており、「再生を前提とした製品づくり」に注力しています。オーダーメイドやサブスクリプションモデルを通じて、消費者に再生品を提供しています。

デジタル化の推進


再生素材の流通管理をデジタル化し、非効率な業界の改革を目指しています。これにより、サステナブルな経済循環の形成を促進しています。

社会実装促進(マッチング)支援プログラムの内容


東京都の「社会実装促進(マッチング)支援」プログラムは、社会課題解決のためのソリューションを持つスタートアップに対して、様々な支援を提供しています。採択されたスタートアップには、次のようなサポートが行われます:
  • - 事前メンタリング:仮説の精緻化支援
  • - ピッチイベント:企業の判断者と接触する機会
  • - ネットワーキング:関連企業との相互理解を深めるセッション
  • - フォローアップ:導入に向けた支援

このプログラムでは、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに貢献するソリューションが重視されています。

未来への展望


yuniは、この支援を通じて、幅広い企業や組織とのネットワークを築き、再生素材の社会実装を加速していくことを計画しています。廃棄物再生技術の高度化を進めるだけでなく、業界全体のデジタル化も促進し、サーキュラーエコノミーの実現に寄与していく方針です。また、東京都が目指す2050年のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みにも力を入れていきます。

susteb(サステブ)サービスについて


「susteb」は、寝具等の綿・ポリエステル・羽毛・ウレタン製品の回収と再生素材化を行うサービスです。寝具業界の課題に対処するべく2021年にサービスを開始し、自治体とも連携を図りながら「焼却処分場をなくす再生工場の設立」を目指しています。

yuniの基本情報


  • - 代表者:内橋堅志
  • - 設立:2019年10月
  • - 所在地:東京都渋谷区東1丁目29-3 渋谷Bridge B棠
  • - 公式サイトyuni公式サイト

yuniは、不要とされるものを新たな価値として再生する事業を通じて、持続可能な社会の構築に貢献していきます。


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会社情報

会社名
株式会社yuni
住所
東京都渋谷区東1-29-3渋谷BRIDGE B棟 1c, 2b区画
電話番号
03-4533-7672

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