ADX Consultingの文教市場への参入
株式会社ADX Consulting(以下、ADX)は、東京都千代田区に本社を置く企業で、クラウドERPやSaaSを通じたデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行っています。この度、文教市場に本格的に参入し、大学法人の経営基盤を強化する新たな取り組みを発表しました。
新たなソリューションの提供
最初のステップとして、大学の経営効率向上を目指した「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」の導入支援を始めることに加え、SalesforceとLINEを連携させた次世代型の学生支援ソリューション「ADX LINER」を提供します。
この2つのソリューションを通じて、教育機関のガバナンス強化や業務の効率化、さらには学生サービスのパーソナライズが実現されることを目指します。
すでに、複数の教育機関でこの取り組みが進行中であり、特に東洋大学では「Oracle Fusion Cloud ERP」を導入し、財務や会計業務の高度化に成功しています。この取り組みは、日本オラクルからプレスリリースも発表されており、大学法人特有の制度に対する対応が評価されています。
複雑化する大学法人の業務環境
現在、大学法人は少子化に伴い収益構造が変化し、ガバナンス体制の整備や外部資金の管理が煩雑になっています。こうした中で、業務の複雑化や属人化が問題視され、柔軟かつ効率的な基幹システムを整備する必要性が高まっています。
特に、財務・会計の領域では制度対応や補助金管理、予算執行といった要件が多岐にわたっており、従来のシステムやエクセルでは対応が限界に達しています。これらの背景から、クラウド型のERPシステムへの需要が急増しています。
ADX Consultingの価値提案
ADX Consultingは、教育機関が抱える経営課題を解決する「DXパートナー」として、以下のサービスを提供します。
- - 大学法人向けの業務要件に最適化したERP導入テンプレート
- - ガバナンスと業務効率を両立させたプロセス設計支援
- - 生成AIや業務自動化の導入による業務改革の促進
特に「ADX LINER」によって、学生一人ひとりにパーソナライズされた情報提供が可能となり、学内のダイレクトコミュニケーションの強化にも寄与します。学生ポータルやキャリア支援、奨学金管理を通じて、学生がより良い経験を得られる基盤を構築します。
今後の展望
ADX Consultingは、今後も教育機関の基幹業務改革と学生サービスの質向上を支援するため、Oracle Fusion Cloud ERPを中心に取り組みを拡大していくことを計画しています。特に、財務・会計のDXを進めつつ、Salesforceを活用した学生体験の向上に力を入れていく方針です。
今後も、ADX Consultingは教育業界の変化に迅速に対応し、「持続可能な経営基盤の整備」と「学生の成長機会の最大化」を推進していくことを約束します。彼らの取り組みにより、教育機関に新たな価値がもたらされることが期待されています。
会社概要
株式会社ADX Consultingは、DXの促進を目的として設立されたコンサルティング会社です。専門的な知識と技術を持ち、企業の成長と社会貢献を後押しするサポートを行っています。興味のある方はぜひ
公式サイトをご覧ください。