訪問看護ステーション
2025-11-20 18:36:23

震災復興の拠点「ホームケアステーション歩来」志賀町に誕生

歩みを重ねる「ホームケアステーション歩来」



2025年9月、石川県の志賀町に新たな訪問看護ステーション「ホームケアステーション歩来」がオープンしました。この施設は、2025年元日に発生した能登半島地震による影響を受けた地域の住民に、安全で安心な「生きる場所」を提供することを目的としています。

震災の背景と設立の意義



能登半島は2025年に地震に見舞われ、多大な被害を受けました。特に、住民の流出や医療・介護人材の不足が深刻で、地域の高齢者や医療ニーズが高い方々が適切な支援を受けられない状況となっています。代表の平山彩七氏は、「震災後、避難所での高齢者の声に心を打たれ、訪問看護の必要性を痛感しました」と語ります。

「歩来」の理念と特徴



「歩来」という社名には、一歩一歩、未来を歩み出すという願いが込められています。新生児から終末期まで、すべてのライフステージに対応する訪問看護を提供し、地域社会との連携を強化することが特色です。平山氏は、地域住民が「ここで生きたい」と思えるような環境を整えることに尽力しています。

幅広いケアの提供



「ホームケアステーション歩来」では、対象範囲を多岐にわたり、新生児から高齢者までをサポートします。医療と生活をつなぐ架け橋となるため、スタッフのスキルアップにも注力し、患者のニーズに合わせた細やかなケアを行います。

自費サービスの充実



公的保険だけでは賄いきれないサービスにも目を向け、通院同行や生活支援送迎など、独自のメニュー開発を進めています。「震災後、何を頼めるのか分からないと不安に感じる方々が多くいます。私たちは、頼りにされる存在でありたい」と平山氏は希望を語ります。

地域との連携活動



健康教室や講話会の開催を通じて、地域全体の安心を支える活動を推進しています。地域住民が参加できるイベントを増やし、医療だけでなく、地域社会全体の健全な発展を目指します。

未来へのビジョン



「能登は優しや土までも」という信念の下、平山氏は地域再生に挑み続けています。少子高齢化や震災後の人口流出といった課題を抱える中で、訪問看護を通じて「安心して生きる場所」を取り戻すことが重要だと訴えています。

訪問看護ステーション開設から約2か月。信頼を築いていく中で、スタッフ一同は「ここに住んでよかった」と思える場所づくりに励んでいます。どんな時でも地域のニーズに応える存在であり続けるため、さらなる研修や設備投資を進め、クラウドファンディングでの支援も募っています。

会社概要


企業名:株式会社歩来
所在地:石川県羽咋郡志賀町高浜町ネ-116-2
代表者:平山彩七
事業内容:訪問看護サービス「ホームケアステーション歩来」の運営
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会社情報

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株式会社歩来
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