サイバー攻撃から医療機関を守るべく、ウェビナーが開催
医療機関の情報セキュリティがますます重要視される中、アクロニス・ジャパン株式会社が主催するウェビナー「3省2ガイドラインへの対応は万全ですか?医療機関の機密情報をランサムウェアから守るために」が開催される予定です。このウェビナーでは、医療現場におけるランサムウェアの実態や、最近のガイドラインについて詳しく説明します。
ランサムウェアの危機
最近のアクロニス脅威リサーチユニットのレポートによると、日本ではランサムウェアの検出率が16.5%にまで達しており、これはドイツや米国の数値を大きく上回っています。特に医療機関は、患者の重要な診療情報を扱っているため、攻撃者から狙われやすい状況にあります。また、システム障害が人命に影響を及ぼす可能性があるため、この問題を軽視することはできません。実際、ランサムウェアの影響で診療予約や手術のキャンセルを余儀なくされるケースも増加しています。これにより、医療現場に深刻なダメージがもたらされています。
3省2ガイドラインの制定
このような脅威に対抗するため、厚生労働省、経済産業省、総務省の三省は、医療DXの推進を目指して「3省2ガイドライン」を策定しました。このガイドラインは、医療機関と医療情報システム提供者に対して安全管理のための具体的な施策を提示しています。主な内容には、機密情報の保護や事業継続計画が含まれ、包括的なセキュリティ要件が設けられています。しかし、多くの医療機関は、予算やIT人材の不足、さらには医療IoT機器の急速な導入に直面しており、いかに効率的にその要件を満たしていくかという課題が山積しています。
サイバープロテクションによる対応
このウェビナーでは、バックアップ、セキュリティ、運用管理を統合した「サイバープロテクション」アプローチを紹介します。具体的には、アンチマルウェア、EDR(エンドポイント検出と対応)、バックアップ・ディザスタリカバリー(DR)やパッチ管理など、さまざまなセキュリティ機能を一元管理することで、限られたリソースを有効活用し、高度な保護が可能になります。このアプローチは、医療機関のIT担当者やシステム開発企業、SIerなど、幅広い参加者にとって有益な情報となることでしょう。
参加方法
ウェビナーの詳細や参加申込は、マジセミ株式会社の公式サイトで見ることができます。
今後の展望
マジセミは今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを実施していく予定です。過去のセミナーの資料や、他の募集中のセミナーについても情報が提供されていますので、ぜひご覧ください。
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【主催・共催】
- - アクロニス・ジャパン株式会社
- - 株式会社オープンソース活用研究所
- - マジセミ株式会社
【お問い合わせ】
このウェビナーは、現代の医療機関におけるサイバーセキュリティの重要性を理解し、具体的な対策を学ぶための絶好の機会です。