BIZTELが業務効率化を実現する新バージョンを発表
株式会社リンクが展開するクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」が、新バージョン「3.12.0」をリリースし、SMS自動送信機能を追加しました。これにより、業務の効率化が一段と進むことが期待されています。
BIZTELの特長
BIZTELは、年間2,000社以上の企業で利用されている信頼性の高いサービスです。特にメーカー、金融、製薬、IT、サービス業など幅広い業界に対応し、安定した通話品質や高水準のセキュリティが特徴です。最近では、生成AIを活用した通話の要約やカスハラの自動判定機能、ボイスボットとの連携も進んでいます。
新機能の詳細
今回のアップデートでは、顧客からの要望に応え、SMSの自動送信オプションが追加されました。これまでは、オペレーターが手動で情報を送信していましたが、新機能によって事前に設定したルールに基づき、自動でSMSを送信できるようになります。
1. 自動送信のフロー
たとえば、IVR(自動音声応答システム)を使用して「ログイン方法に関する問い合わせ」を選択すると、関連するマニュアルが自動的にSMSで送付される仕組みが整います。これにより、有人対応が不要になり、よりスムーズな顧客対応が実現されます。
2. 待ち呼への対応
待ち呼が発生した際には、設定した時間が経過した顧客に対して、チャットボットなど別のチャネルで対応を案内するURLをSMSで送付することが可能です。これにより、顧客は待機時間を有効に活用することができます。
3. API連携による柔軟な運用
別途有料で「API連携コールアクション」オプションを活用すると、「着信」や「切電」といった特定の動作条件に基づいてSMSを自動で送信することも可能です。たとえば、通話終了後にアンケートURLを送信することができるため、顧客のフィードバックを効率的に集めることができます。
業務への影響
このSMS自動送信機能を活用することで、業務の応答率を改善し、人手不足の影響を軽減できると見込まれます。特に、オペレーターのリソースを有人対応が必要な業務に集約できるため、企業全体の作業効率が向上します。
料金と注意事項
SMS送信の料金については、送信先キャリアによって異なるため、詳細は公式サイトを参照する必要があります。注意点として、070・080・090から始まる番号でない場合は送信ができず、SMSの受信は不可であることもあります。
まとめ
BIZTELの新バージョン3.12.0では、顧客のニーズに応える形でSMS自動送信機能が追加され、さらなる業務効率化が期待されています。企業はこれを機に、電話業務の全体的な見直しを図ることができるでしょう。この機会に、BIZTELが提供する機能を最適に活用して、業務の質を高めていくことをお勧めします。詳細は公式ウェブサイトにて確認できます。