「Rerep」と新しい融資
2020-02-04 10:00:02
行動に基づく次世代与信サービス「Rerep」がもたらす新しい融資体験
次世代型与信サービス「Rerep」とは
この度、DeNAが開発した次世代型与信サービス「Rerep」が注目を集めています。Rerepは、従来の与信を刷新し、利用者の日々の行動をもとにした新しい信用スコアリングシステムを導入しています。これは、年齢や年収といった従来の指標に依存することなく、利用者がどのような行動をとるかによって信用を積み上げることを目的としています。
新しい信用スコアの仕組み
Rerepの特徴は、利用者がアプリ内のミッションをクリアすることで信用スコアを得られる点です。たとえば、早起きをする、月ごとの支出を記録するなどの小さなタスクをこなすたびに、ユーザーはスコアを獲得し、それに応じてキャッシュバックを受けることができます。この仕組みにより、利用者は自らの行動を見直し、改善するモチベーションを得ることができます。
提携金融機関と利用方法
Rerepを利用する際には、DeNAが提携する金融機関から借り入れ先を選ぶことができます。山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行などが提携しており、各銀行が提供するカードローンを利用することができます。カードやアカウントは、提携金融機関が行う審査を経て発行され、金利はすべての利用者に一律でのスタートとなります。
その後、アプリをインストールし、日々のミッションを実行していくことで、金利が低下するという仕組みです。毎月の返済からキャッシュバックを受けることができるため、長期間の利用によって金銭的な負担を軽減することが期待されます。
行動による信用の積み上げ
Rerepの革新性は、初期与信を行うのではなく、利用者の行動によって信用が形成されていく点にあります。従来の与信システムにおいては、経歴や現在の収入を重視しがちですが、Rerepでは日々の小さな頑張りが将来の信用に繋がるという考え方を採用しています。このシステムにより、どんな人でも利用を開始できる平等なスタートラインが提供されます。
ディスカッションと展望
Rerepの開発の背景には、DeNAの社員自らの体験が影響しています。彼は住宅ローンの正式な融資審査において、たった1か月の勤務歴不足のために融資を受けられなかったという過去を持っています。この出来事は、従来の与信の不平等さを痛感するものでした。Rerepは、このような課題を解決するために設計されており、嘘をつかずに約束を守ることが新しい信用を築くと明言しています。
個人のエンパワーメントの最大化
現在、DeNAは山口FGや提携金融機関と共に、Rerepを通じて新たな融資体験を提案し、個人へのエンパワーメントを図っています。利用者が自分自身の行動を見つめ直し、信用を積み上げることによって、金融アクセスが広がる未来が描かれています。Rerepは、今後もサービスの展開を広げ、さらなる提携の拡大が期待されます。
このように、Rerepは行動に基づく新しい与信の形を示すものであり、利用者に新たな融資体験をもたらすことを目指しています。このサービスが、より多くの人々に受け入れられ、利用されることを願っています。
なお、Rerepは最新のテクノロジーを駆使したプラットフォームであり、iPhoneやAndroidデバイスに対応しています。アプリのダウンロードを通じて、誰でも簡単に利用開始できることから、今後の成長が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社ディー・エヌ・エー
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ
- 電話番号
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