テュフズードジャパンが実施するサイバーレジリエンス法セミナー
テュフズードジャパン株式会社は、2024年12月17日に新たなセミナーを開催します。このセミナーは、欧州で新たに採択されたサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act、CRA)についての詳しい解説を行うものです。CRAすなわちサイバーレジリエンス法は、デジタル要素を持つ製品のセキュリティを強化するために企業に求められる新たな基準として注目されています。特に、スマート家電やソフトウェアといった製品が増える中で、サイバーセキュリティの重要性は高まっています。
欧州サイバーレジリエンス法(CRA)の概要
CRAが正式に採択されたのは、2024年10月10日のことです。この法律により、欧州でデジタル要素を持つ製品を販売する企業には、サイバーセキュリティを確保する義務が生じました。企業は、製品の開発から運用までの各段階で数々の要件を満たす必要があります。これには、以下の重要なポイントが含まれます。
1.
サイバーセキュリティの保証: 企業は製品ライフサイクル全体にわたって、安全な開発プロセスを確立、導入及び運用しなければなりません。
2.
セキュリティリスクへの対応:製品におけるサイバーセキュリティリスクや脆弱性を定期的に評価し適切な防護措置を講じることが要求されています。
3.
セキュリティインシデントへの迅速な対応:万が一、製品に対して攻撃が発生した場合、24時間以内に早期警告し、72時間以内に詳細な通知を行う体制が求められます。
NIS2指令の影響
また、2024年10月17日には、ネットワークおよび情報セキュリティの安全に関する指令、通称NIS2指令も施行されます。この指令の適用範囲は、社会インフラにとどまらず、経済インフラ事業者にも広がるため、サプライチェーン全体のセキュリティが重要視されることになります。日本企業は、欧州のサプライヤーとしての役割を担っているため、この新たな規制に適応することが求められています。
セミナー詳細
テュフズードジャパンのセミナーでは、CRAおよびNIS2指令に関連する法律の目的、各法令の要件、そしてそれらがどのように連携しているかなどを深く理解する機会を提供します。このセミナーはハイブリッド形式で、対面での参加も可能です。具体的な日時は次の通りです:
- - 日時:2024年12月17日(火)10:00-15:30
- - 場所:テュフズードジャパン株式会社本社及びオンライン参加(Microsoft Teams)
- - 昼休憩:12:00-13:00
セミナー終了後は、個別相談会も設けられますので、参加者の皆様は疑問点を直接専門家に質問できる貴重な機会です。
詳細やお申込みについては、
こちらのリンクからご確認ください。
テュフズードジャパンの特色
テュフズードジャパンは、150年以上の歴史を持つ国際的な第三者認証機関であり、自らの専門性を活かし、さまざまな分野で企業の信頼性を向上させています。特にサイバーセキュリティやAI関連サービスの強化に注力しており、業界内での専門知識を元にしたサービスを提供しています。
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