幻の安納芋「安納こがね」が今、注目を集めている
2023年、安納芋の名産地・種子島に新たなブランド『Unknown芋®〜誰も知らない安納芋〜』が誕生しました。このブランドは、中種子町出身の代表・馬場隆次氏が運営する株式会社なかたね農産が立ち上げました。安納芋の特性を活かしながら、地域の活性化にも力を入れているこの取り組みは、多くの注目を浴びています。
安納芋の深い魅力
安納芋には、大きく分けて「安納紅」と「安納こがね」の二つの品種があります。一般に流通しているのは「安納紅」で、多くの人々に親しまれています。一方、「安納こがね」は、栽培が非常に難しく、収穫までに時間と手間がかかります。そのため、栽培する農家は少なく、希少価値が高まっているのが実情です。特にその独特な風味と深いコクは、安納紅とは異なり、多くのファンを魅了しています。その味わいから「幻の芋」と呼ばれることもあります。
水分量が多く、焼き芋や蒸かし芋にしたときのしっとり感も見逃せません。近年、注目を集めている「紅はるか」や「シルクスイート」を凌ぐネットリ感は、まさに絶品です。
地域活性化と共生の理念
株式会社なかたね農産は、設立と共に『共存・共生・共創・共栄』という理念を掲げ、地域の活性化に取り組んでいます。耕作放棄地の復活や、農業指導を通じて都市部からの移住者をサポートし、種子島の地域課題を解決しようと努力しています。現在、馬場氏は町会議員を務め、さまざまな団体で活動しながら地域の持続的な発展に尽力しています。
試食用お試しBOXの登場
そんな安納こがねを試す良い機会として、今回は『ご試食用1㎏、1,000円(税込、送料込)お試しBOX』が登場しました。『本当に美味しいのかな?』『一度食べてみたい!』という消費者の声に応えた形です。このお試しBOXは、数量が限られているため、早めに購入をおすすめします。
また、今年度の収穫量は20トンを見込んでおり、来年度には30トンを目指しています。生芋の販売は4月末までの予定で、5kg箱や10kg箱も展開しています。さらに、安納芋を使用したスイーツ作りのための業務用芋ペーストも販売中です。いずれも、在庫が無くなり次第販売終了となります。
農業体験も随時募集中
興味のある方には、移住体験や農業体験も随時募集しています。詳細情報やお申し込みは、株式会社なかたね農産の公式ホームページやメールにてお問い合わせください。実際に手を動かしながら、安納こがねの魅力を感じていただける貴重な機会です。
オンライン販売も行っているので、全国のどこでも安納芋の味を楽しむことができます。この機会に、ぜひ新ブランド『Unknown芋®』の味をお試しください!