法人間つながり可視化
2024-12-23 11:26:57

法人間のつながりを瞬時に可視化する新機能が登場

新機能「関連性表示機能」で法人間のつながりを可視化



シンプルフォーム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役CEO 田代翔太)が、法人調査プロセス自動化プロダクト「SimpleCheck」に新たに追加した「関連性表示機能」を2024年12月より本格的に提供を開始します。この新機能により、目に見えない法人間のつながりをわずか30秒で可視化することが可能になります。

企業が抱える課題



近年、金融犯罪や詐欺の温床となっている法人間の隠れたつながりが多くの企業に影響を及ぼしています。複数の事業者が目立たない形で共謀して不正行為を行うケースも増加し、これを未然に防ぐために関連性の評価が重要視されています。法人取引の際、取引先自体だけでなく、その事業者と関連する他の法人も評価することが求められています。しかし、これまでは事業者の関連性を把握するための有効な手段が不足していました。

このような課題を背景に、全国の500万法人から収集した最新の定性情報を基にした「関連性表示機能」が開発されたのです。この機能により、法人間の関係性を迅速に発見し、分析・整理した情報を即座に参照できるようになります。

新機能の特長



「関連性表示機能」は、法人の代表者名、役員名、住所などの基本情報を解析し、同一人物が関与する法人や同住所に登記された他の法人の存在を自動的に判定します。これにより、関連性が認められる法人同士を瞬時に表示し、取引先の結託リスクなどを確認することが可能になります。これまでにはない効率的なネットワーク分析が実現し、法人の審査精度が大幅に向上します。

また、シンプルフォームの『SimpleCheck』は、法人名を入力するだけで情報を瞬時に集約し、30秒で詳細なレポーティングを行います。この際にネットワークも同時に出力するため、まさに業務現場での効果を実感できる内容です。特に、取引先からの申告情報が得られない場合でも迅速な審査が行えることが大きな強みです。

代表のコメント



シンプルフォーム株式会社の田代翔太代表は、「法人間取引の非対面化が進む中で、私たちは取引可否を判断するプロセスを時代に合わせてアップデートしています。この機能を利用することで、誰もが法人を公平に評価し、志ある法人に対して取引の機会を公平に提供できる世界に一歩近づけることを願っています」と述べています。

利用シーン



既に多くの金融機関がこの新機能を活用しています。例えば、みずほ銀行では不審な取引の法人調査に関連性表示機能を活用し、その効果を評価しています。また、福岡銀行でもWeb法人口座の開設業務において、この機能を取り入れ審査の効率化を図っています。

終わりに



シンプルフォームの「関連性表示機能」により、法人間の複雑な関係性を可視化することで不正リスクを低減し、業界全体の透明性を高めることが期待されています。今後この機能は、法人調査における新たなスタンダードとして、多くの事業者に導入されることでしょう。


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会社情報

会社名
シンプルフォーム株式会社
住所
東京都渋谷区上原3-29-1
電話番号
03-6427-0461

トピックス(経済)

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