岡山の伝統お菓子、きびだんごが新たな装いで登場
165年以上の歴史を誇る創業メーカー、株式会社廣栄堂武田が新たにリリースしたきびだんごのパッケージは、イラストレーターNoritake氏の手によって一新されました。この新しいパッケージデザインは、岡山の郷土キャラクターである桃太郎とその仲間たちがシンプルかつ温かみのあるタッチで描かれ、見る人に親しみを感じさせます。
新パッケージは2019年6月27日から販売を開始し、主なカラーとして選ばれた桜色は、気品と優しさを兼ね備えています。個包装にも漫画のようなイラストが施されており、食べる楽しみを倍増させる要素が盛り込まれています。
厳選された素材と新たなフレーバー展開
廣栄堂武田のきびだんごは、プレーン、きなこ、みるくの3種類がそろっており、各フレーバーには厳選された素材が使用されています。きなこ味には国産の大豆から作られたきな粉、みるく味には岡山の蒜山高原産のジャージー牛乳が使われています。これにより、最高品質のお菓子作りが実現されています。さらに、各フレーバーのパッケージには、それぞれ異なるキャラクターが描かれ、物語のように仲間になっていく様子が表現されています。これには、きびだんごが人と人との絆を深める存在であることを願う意味が込められています。
リブランディングへの取り組み
今回のパッケージ刷新は、リブランディングの一環として進められています。ロゴデザインの統一やウェブサイト、カタログのリニューアルも行われ、岡山にゆかりのあるデザイン事務所である株式会社シファカがディレクションを担当しました。デザイナーNoritake氏のイラストが持つシンプルさと温かみは、多くの人々を魅了し続けており、国内外にファンが広がっています。これにより、きびだんごおよび岡山の魅力が世界に発信できる可能性も開けています。
伝統の魅力と未来への展望
廣栄堂武田は、安政三年(1856年)の創業以来、伝統的な製法できびだんごを作り続けてきました。リブランディングを通じて、創業当初から受け継いできた和菓子製法や歴史的資料についても深く掘り下げ、多くの人に伝えていくことを目指しています。この過程で今後も様々なデザインや販促物の充実を図り、SNSを通じた情報発信も強化していく予定です。
商品概要
- - 元祖きびだんご: 熟練の技術で作られたやわらかな食感が魅力。国産のもち粉・きび粉を使用し、410円から。
- - きなこきびだんご: 国産のきな粉を使った風味豊かな味わいで410円より。
- - みるくきびだんご: 岡山産ジャージー牛乳を使用したミルクフレーバーで、430円から販売。
これらの新しいきびだんごを手に取ることで、岡山の伝統に触れながら、また新たな発見ができることでしょう。
岡山の老舗製菓企業、株式会社廣栄堂武田は、きびだんごを生み出し続けて160年以上。これからも皆様に喜ばれる商品を提供し、和菓子文化の一役を担っていくことを目指しています。