奈良県で「たがやす学校」開催
奈良県は、地域に密着した文化やコミュニケーションの発信を学べる「たがやす学校」という連続講座を実施します。この講座は、地域のクリエイターや学生向けに設計されており、様々なワークショップやフィールドワークが用意されています。
講座の概要
「たがやす学校」は、地域の文化を取り扱うための連続講座です。全体講座は11月19日(土)に奈良県立大学で行われます。この講座では、取材の方法や地域の紹介が行われ、参加者は取材チームに分かれて活動します。フィールドワークは複数回にわたり、具体的な地域での文化的なイベントや行事について深く学びます。
フィールドワークの内容
- - ススキ提灯献灯行事(御所市) 11月26日(土):稲作との関係を中心に、地域の伝統行事を学びます。
- - 秋まつり(橿原市) 12月4日(日):豊作への感謝を伝えるだんじり祭について探求します。
- - 地域コミュニティと郷土食(天理市) 12月11日(日):年中行事や地元料理の関わりについて学びます。
参加者はこれらの行事を通じて、地域文化の重要性を再認識し、取材スキルを磨くことができます。
編集会議
講座の最後には、グループごとにプレゼンテーションとピアレビューを行う編集会議も予定されており、地域文化についての理解を深めた内容を記事としてまとめます。これにより、参加者は実践的な体験を得ることができます。
講師陣
講師には、地域密着型の活動に豊富な経験を持つ専門家が揃っています。例えば、山本あつし氏はクリエイティブ・イントロデューサーとして知られ、原田博一氏は質的調査に精通しています。また、高津融男氏は公共政策学の専門家であり、地域貢献活動の指導に取り組んでいます。
参加について
この講座は、地域文化に興味があるライター、編集者、フォトグラファー、デザイナー、プロデューサーを目指す社会人や学生が対象です。受講料は無料ですが、現地への交通費と飲食費は自己負担となります。
定員と応募方法
定員は約20名で、応募多数の場合は抽選となります。参加希望者は11月11日(金)までに必要事項を明記し、指定のメールアドレスに申し込みを行う必要があります。
講座の主催は奈良県農林部農村振興課で、地域の文化を深く理解し合う貴重な機会です。地域コミュニティに貢献できる創造力を育みたい方は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。