MYLILYと伊藤忠商事労働組合が推進する更年期オンライン診療の新しい試み

MYLILY×伊藤忠商事労働組合が新たに取り組む更年期オンライン診療

概要

株式会社My Fit（以下、My Fit）は、伊藤忠商事労働組合と連携して更年期オンライン診療の実証事業を始めることを発表しました。従来の対面診療に代わって、オンラインで専門医の診療を受けられる新たなサービスです。この取り組みは、働く女性たちが抱える健康問題への理解とサポートを深めることを目的としています。

更年期の健康課題

更年期障害を抱える女性は多く、約85%はその辛さを感じながらも、日常生活を続けている状況です。「隠れ我慢」と呼ばれる状況が広がっており、経済産業省の試算によると、2024年には更年期症状による経済損失が年間1.9兆円に達する可能性があるとのことです。このような現状を背景に、My Fitは更年期障害への取り組みを強化しています。

My Fitの「MYLILY」サービス

MYLILYは更年期以降の女性を対象にしたオンライン診療サービスです。専門的な知識を持つ産婦人科医が、個別の悩みや不安に寄り添い、必要な医療ケアを提供します。特に、伊藤忠商事の労働組合との連携により、そのサービスはより多くの従業員に利用されることが期待されています。

具体的な取り組み

実証事業では、更年期に伴うさまざまな健康問題を抱える従業員へのサポートを行います。同時に、20-30代の女性に向けて、PMSや月経困難症に関するオンライン診療も提供し、幅広いニーズに応える形をとっています。

袖を通したこのプロジェクトにより、働く女性たちが抱える健康課題の解決が一歩進むことを期待しています。また、組合長の奥山亜希氏は、自身の経験を踏まえ、「忙しい女性でも気軽に医療を受けられる環境を作ることが重要」とコメントしています。