阪急阪神エクスプレスがブダペストに駐在員事務所を開設

阪急阪神エクスプレスが新たにブダペスト事務所を設立

阪急阪神エクスプレスが、ハンガリーの首都ブダペストに「駐在員事務所」を開設することを発表しました。この新しい拠点は、2024年10月1日からの営業開始が予定されています。この拠点の設置は、同社が北区に本社を置きつつ、さらなるグローバル展開を図る一環として位置付けられています。

ハンガリーの戦略的重要性

ハンガリーは2004年に欧州連合（EU）に加盟し、中央ヨーロッパの中心的な国として、多数の多国籍企業が進出している国です。近年ではイノベーションや技術分野においても成長が見られ、特にITや自動車産業において注目を集めています。このような背景から、ハンガリーでの市場はますます魅力的になっています。

新設されるブダペストの駐在員事務所は、ハンガリー国内だけでなく、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、スロベニア、さらにはクロアチアといったバルカン半島諸国における市場調査や物流ネットワークの開発を目的としています。これにより、阪急阪神エクスプレスは中東欧地域における物流ビジネスの拡大を図ろうとしています。

高品質な国際輸送サービスの提供

阪急阪神エクスプレスは、グローバルに展開する高品質な国際輸送サービスを提供しており、顧客のニーズに応じたロジスティクスを効果的にプロデュースしています。新たな駐在員事務所の設置により、より多様なニーズに対して柔軟に応える体制が整います。

また、同社は今後も国内外での拠点ネットワークの拡充を進め、顧客に対して幅広い選択肢とサービスを提供できるように取り組んでいく方針です。