Thypochの新しい広角レンズ「Simera 21mm f/1.4 ASPH.」
株式会社焦点工房は、新たに設計されたレンズ「Thypoch Simera 21mm f/1.4 ASPH.」の販売開始を発表します。発売日は2025年10月17日(金)で、メーカー希望小売価格は153,000円(税込)です。このレンズはライカMマウントに対応し、距離計との連動機能を有しており、特に広角撮影を好むフォトグラファーにとって、非常に魅力的なアイテムとなるでしょう。
特徴と性能
「Thypoch Simera 21mm f/1.4 ASPH.」は、広角でありながら開放F値1.4の大口径を誇る特性を持っています。このレンズは最短撮影距離0.23mを達成しており、壮大な風景から被写体の詳細に至るまで、さまざまな撮影が可能です。光学設計には、非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、高屈折レンズ3枚が採用されており、中心から周辺まで高い解像度を実現。歪曲収差も優れた補正能力で抑えています。
さらに、14枚羽根の絞りは自然で滑らかなボケ感を生み出し、光の拡散を美しく表現。これにより、背景を柔らかくぼかしつつ、主要な被写体を際立たせることが可能です。
先進的な技術
このレンズは、フローティング設計を採用し、コンパクトでありながら抜群の描写力を持っています。6000万画素クラスの高解像センサーでもその性能を存分に発揮し、高いシャープネスを維持することができます。また、高精度な非球面レンズ技術は、ボケ内のオニオンリングを抑制し、より柔らかな表現を実現しています。
使用シーンと表現力
21mmという焦点距離は、風景や環境ポートレート、日常的なスナップショットにも対応し、さまざまなシーンでの活用が期待できます。浅い被写界深度が背景をぼかして被写体を際立たせるため、作品への臨場感と奥行きを与えることが可能です。
Visifocus機能
このレンズには、Visifocus機能が搭載されており、撮影距離に応じた被写界深度を可視化します。赤いドットマークのスケールは視認性が高く、撮影距離や絞りに基づき、合焦の前後域を直感的に把握できるため、素早くピント合わせを行えます。
デザインと操作性
堅牢なオールメタルボディが特徴で、その象徴的なデザインはクラシカルでありながら現代的な操作性を兼ね備えています。絞りリングには「太陽」と「月」のシンボルが刻印されており、ユーザーの好みに応じてクリックの有無を切り替えることができます。これにより、スムーズな操作が実現され、撮影スタイルに合わせた柔軟な使用が可能です。
対応性のある設計
最短撮影距離が0.23mという特性を持ち、細部まで鮮明に描写できることは、レンジファインダーとEVFとの切り替えがスムーズに行える設計にも寄与しています。これにより、フォーカスリングのノッチが直感的に把握でき、撮影の効率が向上します。
まとめ
Thypochの新作「Simera 21mm f/1.4 ASPH.」は、高性能な広角レンズを求めるフォトグラファーに最適な製品です。美しいボケと高い解像力を兼ね備え、様々な撮影シーンでその性能を発揮するでしょう。興味がある方は、ぜひ公式オンラインストアやAmazon、楽天、ヤフーショッピングで詳細をチェックしてみてください。