アニエスベーが大阪・関西万博における海洋保全企画を発表

アニエスベーがサポートする新しい展示プロジェクト

フランスの人気ブランド「アニエスベー」が、海洋研究に取り組む「タラオセアン財団」と連携し、大阪・関西万博で特別展示を開催することが決まりました。2025年5月15日から6月11日までの期間、フランスパビリオン内で行われるこの企画は、現代アーティストであるジャン・ジュリアンとのコラボレーションが取り入れられており、アートを通じて海の生命の重要性を呼びかけます。

タラオセアン財団とは

タラオセアン財団は、アニエス・トゥルブレが2003年に立ち上げたフランス初の海洋専門的な公益財団です。20年以上にわたり、海洋環境の保全と科学的探査を通じて、気候変動や海洋生物多様性の問題に取り組んできました。国連特別オブザーバーとしても活動しており、国際的な海洋ガバナンスに貢献しています。

日本では、タラオセアンジャパンが設立され、さらに地域に密着したプロジェクトを展開。科学、アート、教育の力を融合させ、海の大切さを広める活動に力を入れています。

アートと環境保全の融合

今回の展示「大阪海獣」は、遊び心を持った巨大な“やさしい怪獣”が登場し、観客を未知の海の世界へと誘います。ジャン・ジュリアンの作品はユーモアと鋭い視点が特徴的で、現代社会と自然環境の関係について考えさせられる内容となっています。彼らのアートは、日本の現代文化からも影響を受けており、詩的な世界観を持っています。

展示の開催に合わせて、アニエスベーではジャン・ジュリアンが手がけたアーティストTシャツや、関連商品も販売されます。価格はアーティストTシャツが16,500円、ステッカーやポストカードは各2,200円（税込）です。これらのアイテムは、展示に訪れる人々にとって素敵な記念品となることでしょう。

特別なキャンペーンも実施

来場者には特典として、ジャン・ジュリアンが作成した解説動画を視聴できるリンクが配布され、展示の理解を深められる機会が設けられます。また、会場では先着順でオリジナルシールのプレゼントも行われる予定です。

このように、アニエスベーの展示はアートだけでなく、環境保全への関心を高めるための重要な役割を果たすことが期待されています。アートと科学が交差するこの絶好の機会をお見逃しなく。