静岡市長とスタートアップ
2024-09-26 19:23:35

静岡ベンチャースタートアップ協会が難波市長を表敬訪問しエコシステム形成へ意見交換

静岡ベンチャースタートアップ協会、難波市長を訪問



2024年9月25日、一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)の篠原豊理事長が静岡市の難波市長を表敬訪問しました。この訪問は、スタートアップエコシステムの形成に向けた連携強化を目的としており、互いに意見を交換する重要な機会となりました。

表敬訪問の概要


訪問にはSVSAの副理事長や理事も参加し、市長との意見交換が行われました。篠原理事長は、先代理事長からの活動報告や今後の展望を話し、これからのスタートアップの支援や共同事業についてアプローチを模索しました。実際の意見交換では、スタートアップが創業からEXIT(出口戦略)のまでに平均10年かかることから、支援を担当する市職員の配置を10年間維持することの重要性が提案されました。

また、SVSAでは毎月定例会議を行い、議論から実行へと迅速に進める体制の整備の必要性を強調。地域企業とベンチャー企業の接点を強化するために、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)や地元企業の出資機会を増やし、独自のエンジェル税制の導入も検討されています。さらに、若者の支援や社会課題の解決に向けた投資の重要性についても議論が交わされました。

今後の取り組み


SVSAでは、今後、静岡市内のスタートアップや関連事業者、行政が情報を共有・発信できるオンラインコミュニティの創設を計画しています。このコミュニティは、地域の起業家やスタートアップ関連者が相互に情報を交換し、ビジネスの知見を共有する場として機能します。これにより、静岡県のスタートアップエコシステムの活性化を図るとともに、次世代人材育成に向けた支援も積極的に推進していきます。

次世代育成プログラム


静岡市では次世代人材育成事業『Next Startup Shizuoka』を実施し、若者や学生に向けたアントレプレナーシップ育成に注力しています。具体的には、地域の中学校や高校において起業家による講座や体験プログラム、経営者セミナーなどが行われ、高校生や中学生に起業の魅力や実践方法を学ぶ機会が提供されます。これらの取り組みは、地域の起業家精神を高め、将来のスタートアップの基盤を形成することを目指しています。

篠原理事長のメッセージ


篠原豊理事長は、『スタートアップの皆様と共に静岡をスタートアップ先進県とするために貢献していきたい』と語っており、起業家の声に耳を傾けることの重要性を強調しています。『皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます』とも述べ、地域やステークホルダーとの連携を重視しています。

結び


今回の表敬訪問は、静岡地域のスタートアップ支援を強化する重要な一歩となりました。静岡ベンチャースタートアップ協会は、地域の起業家が活躍できる環境づくりに励み、今後も静岡県におけるスタートアップエコシステムの発展に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会
住所
静岡県浜松市中央区高林一丁目8番43号
電話番号

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