フィルムの世界、4人の視点
新宿の北村写真機店で、2025年2月5日から3月12日まで「フィルムの世界、4人の視点」という写真展が開催されます。このイベントは、新たなフィルム写真文化を生み出す若い世代の4人の写真家によるもので、彼らの個性的な視点が交差し、フィルム写真の魅力と未来を体験できる内容となっています。
開催概要
- - 会期: 2025年2月5日(水)~2025年3月12日(水)
- - 営業時間: 10:00~21:00
- - 会場: 新宿 北村写真機店 地下1F「ベースメントギャラリー」
- - 入場料: 無料
この展覧会では、フィルムで撮影された作品が展示されるだけでなく、各作品には使用したカメラやレンズなどの詳細情報がキャプションとして付けられています。展示を見ることで、憧れの写真家の技術や創造力を学び、自身の作品制作に役立てることができます。
参加写真家の紹介
1.
増田 彩来
増田氏は2001年生まれで、東京都出身の若手写真家です。16歳で写真家としてのキャリアをスタートし、企業広告や映画のスチール、CDジャケットなど多岐にわたる分野で活躍しています。彼女の作品は、その独自の視点と感受性で多くのファンを魅了しています。また、映像作家としても注目され、短編映画『カフネの祈り』では記録的な賞を受賞しました。Instagramでは16万人以上のフォロワーを誇ります。
2.
鈴木 文彦
鈴木氏はフリーランスエディター・フォトグラファーとして活動しており、2007年にフィルム写真雑誌「snap!」を創刊しました。趣味の写真やカメラに関する数々の雑誌を手がけ、現在も「FILM CAMERA LIFE」を基盤とした活動を続けています。
3.
染谷 かおり
染谷氏は日本写真芸術専門学校を卒業後、フリーランスのフォトグラファーとして活動しています。映画のスチールやアーティスト写真、Web広告を手がけ、2021年には初の個展を開催し、優れた作品で注目を集めています。
4.
松本 慎一
通称「トナカイ」として知られる松本氏は十代からフィルムカメラを使用し、個展などで活躍しています。彼は個々の肖像を撮影し、詩作にも取り組んでおり、ユニークなアプローチで作品を制作しています。
ベースメントギャラリーの役割
新宿 北村写真機店の地下1階に位置するベースメントギャラリーは、2024年にリニューアルオープンし、『地下から写真文化の発信』をテーマに写真展やイベントを企画しています。このギャラリーはすべての写真愛好者が訪れ、最新の作品や文化に触れる場所となっています。「フィルムの世界、4人の視点」はその一環として、フィルム写真の新たな魅力を感じさせてくれる絶好の機会です。
この機会に、ぜひ新宿 北村写真機店で開催される写真展に足を運び、若き写真家たちが創り出すフィルムの世界を楽しんでください。彼らの創作活動が、今後のフィルム写真文化にも大きな影響を与えることでしょう。