高鍋町の民話を味わう新しい試み
宮崎県高鍋町で、幻想的な海の伝説が味わえる新たなどら焼きが誕生しました。その名も『直五郎の潮バターどら焼き』です。この商品は、地元の人々に長年愛されてきた民話『直五郎さんの潜水機』にインスパイアされて開発されました。
このプロジェクトは一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が共同で進めている「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として行われています。この取り組みは、次世代に豊かな海を残すために、人々が海を介してつながることを目指しています。
民話の魅力をお菓子に込めて
『直五郎の潮バターどら焼き』は、ただのスイーツではありません。宮崎県高鍋町に伝わる海の民話のエッセンスが詰まった特別などら焼きです。このどら焼きは、海中の財宝をイメージして金粉をあしらえ、さらに地元産の塩を使用することで、甘さと塩味の絶妙なバランスを実現しています。その結果、上品な風味が口の中に広がります。
販売は2025年2月24日(月)から始まり、価格は250円(税込)です。販売場所は長谷川だんご高鍋店で、今後さらに取り扱い店舗の拡大を予定しています。公式サイトでも詳細情報を確認できますので、ぜひ訪れてみてください。
長谷川だんご公式サイト
お菓子を通じて地域文化を知る
このお菓子が誕生した背景には、高鍋町に伝わる民話の魅力を広めたいという強い想いがあります。人々がこのどら焼きを楽しむことで、地域の歴史や文化に触れるきっかけになればと考えられています。食を通じて昔の物語を身近に感じることができ、楽しむことができるのです。
プロジェクトの意義
「海ノ民話のまちプロジェクト」は、環境の悪化が進行する現代において、子どもたちを含む多くの人々に『海の重要性』を伝える新たな取り組みの一つです。海と日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として展開されており、子どもたちが海との関わりを学び、未来へとつなげることを目指しています。
公式サイトには、プロジェクトの詳細やアニメーションに関する情報が掲載されていますので、興味ある方はぜひ訪れてみてください。
海ノ民話プロジェクト公式サイト
終わりに
高鍋町で生まれたこの新しいスイーツを通じて、地域の民話と文化を知り、楽しむことができるこの機会をお見逃しなく。『直五郎の潮バターどら焼き』をぜひご賞味ください。そして、昔からの物語を身近に感じる特別なひとときをお楽しみください。長い歴史を持つ民話が、新たな形で生き続けていくことを願ってやみません。