追手門学院大学の学生たちによる能登町復興支援フィールドワーク
2025年9月22日から24日にかけて、追手門学院大学経済学部の56人の学生と教員が石川県能登町で「お手伝いフィールドワーク」を実施します。この活動は、2024年に発生した「令和6年能登半島地震」や同年9月に起きた「令和6年9月能登半島豪雨」によって大きな影響を受けた地域の復興を支えるためのものです。
フィールドワークの目的
このフィールドワークの目的は、被災地の復興活動を行いながら、地域の現状を視察することです。能登町は自然災害によって大きな被害を受けており、行政が十分に手が回らない状況です。それを受けて、追大は能登町定住促進協議会と協力して、地域の再生に貢献しようとしています。学生たちにとっては、復興に向けた現場での学びを通じて、実践的な知識を得る貴重な機会となるでしょう。
具体的な活動内容
フィールドワークは3日間にわたります。
1日目には、宿泊先となる七尾市・和倉温泉周辺でがれきの撤去や草むしりといった環境整備活動を行います。地域では復旧工事が進むものの、人手の不足から作業が行き届かない場所も残されています。
2日目の活動は、能登町の内浦総合運動公園で行われます。公園のグラウンド周辺には、津波による土砂や草木が堆積したままで、手つかずの状態が続いています。参加学生たちは、これらの土砂の搬出や草刈り作業を行う予定です。
フィールドワークの最終日には、奥能登地域を訪れ、復興の現状や課題を視察します。この地域では、復興から約1年10か月が経過していますが、どのような問題が依然として残されているのかを把握することが重要です。
学びを深める貴重な機会
追手門学院大学では「行動して学び、学びながら行動する」という教育理念のもと、フィールドワークを通じて学生たちに実践的な経験を提供しています。参加する学生たちは、このフィールドワークを通じて一日も早い復興を目指すとともに、地域経済や財政政策といった学びを具現化し、机上の学問だけでは得られない新しい視点を育むことを目指しています。このような取り組みが、彼らの将来の学びや活動にどのように生かされるかが今から楽しみです。
活動概要
- - 日程: 2025年9月22日(月)〜24日(水)
- - 場所: 石川県能登町 他
- - 協力: 能登町定住促進協議会
このフィールドワークは、学生たちにとって地域の復興活動に直接関わることができる貴重な体験物流であり、また未来への教訓ともなるでしょう。今後の活動に注目が集まります。