訪日外国人消費セミナー
2018-08-20 11:29:19
訪日外国人消費獲得セミナー、最寄品販売の新戦略を模索
訪日外国人消費獲得セミナー開催
9月12日、東京・市ヶ谷にて「訪日外国人消費」獲得をテーマにしたセミナーが開催されました。このセミナーでは、従来の中国人観光客による爆買いの視点を転換し、訪日外国人による滞在中の最寄品の買物に焦点を当て、その消費戦略を探っていきます。
セミナーの目的
訪日外国人観光客の購買行動の変化に伴い、小売業は新しいアプローチを必要としています。特に、食品スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどの最寄品を扱う店舗が、どのようにして訪日外国人のお客様を獲得するかが本セミナーの中心的なテーマです。流通経済研究所は、独自に実施した街頭アンケートの結果を基に、消費 trends の分析結果も報告しました。
プログラム構成
観光庁からのトレンド報告
セミナーでは、まず観光庁の観光戦略課から木村氏が登壇し、訪日外国人の全体的なトレンドについて解説しました。海外からの旅行者数や消費の傾向がどう変化しているのか、詳細なデータをもとにした貴重な情報が共有されました。
街頭アンケートの結果
次に、公益財団法人流通経済研究所の山崎氏と主任研究員の加藤氏が、街頭アンケートの結果を通して訪日外国人の日本滞在中のニーズや買物の不便さについて考察しました。これにより、彼らが求めるサービスや商品の具体的な特徴が明らかになり、小売業がどのように対応するべきかを議論しました。
小売業者の取り組み
最後に、株式会社サッポロドラッグストアーの広長氏が登壇し、訪日外国人客に向けての取り組みや具体的な施策について触れました。小売業が積極的に訪日外国人対応を行うことの重要性と実例を挙げ、その実践につながるアイデアが提供されました。
セミナー会場と参加費用
セミナーの会場はAP市ヶ谷ラーニングスペースで、JRや東京メトロ有楽町線、南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅から徒歩2分の利便性の高い場所です。参加費用は1名あたり税別30,000円(税込32,400円)で、事前の申し込みが必要です。
このセミナーは、訪日外国人消費の新たな流れを捉え、小売業がどのように変化に対応するべきかを模索する貴重な機会となりました。今後も、訪日外国人向けの戦略づくりが重要になってくるでしょう。
会社情報
- 会社名
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公益財団法人流通経済研究所
- 住所
- 東京都千代田区九段南4-8-21山脇ビル 10F
- 電話番号
-
03-5213-4531