新しいさつま揚げ
2025-03-07 10:27:52

鹿児島の未利用魚を使った新たなさつま揚げとその魅力

鹿児島の新たな挑戦!未利用魚を使った「さつま揚げ」の発売



2025年3月8日(土)、鹿児島の海の文化と歴史に育まれた新たな「さつま揚げ」が登場します。それは、一般社団法人海と日本PROJECT in鹿児島と(株)松野下蒲鉾の共演による「われはうみの子探検隊」が開発した未利用魚を使用した商品です。この取り組みは、未来に豊かな海を残すための一環として、次世代へ海の重要性を伝えることを目的としています。

海と日本プロジェクトの意義



日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」は、海洋環境の悪化が進む中で、海についての意識を高めるためのハンズオンな取り組みです。多くの子どもたちや若者が具体的なアクションを通じて海との関わりを深め、自らの未来に影響を与える存在として育てることを目指しています。

特に鹿児島では、特有の地理的条件が生んだ美しい海を持ち、さまざまな魚種が水揚げされています。しかし、台風の影響や温暖化によって漁業にも困難が増し、特に外見や知名度から原因で捨てられがちな未利用魚が多くあります。これをどう活用するかが、大きな課題となっています。

「われはうみの子探検隊」の活動



今年も実施された「われはうみの子探検隊」の体験学習イベントでは、参加した子どもたちが魚類市場を訪れ、実際に水揚げされた魚を見学する機会を得ました。特に深海魚に触れた子どもたちは、その独特の形や色を発見し、最初は「グロテスク」と感じた生物が、徐々に「可愛い、かっこいい」と感じられるようになりました。この体験は、食の重要性や海洋生物への理解を深める素晴らしい機会となりました。

「深海魚を食べてみたくなった」「もっと多くの人にこの魚を知ってほしい」という思いが、彼らの中で具体的な形となり、新しい「さつま揚げ」の開発に至ったのです。子どもたちの嬉しい気持ちを乗せたこの製品は、地元の水揚げ魚とともに、未利用魚を主成分として使用しています。

さつま揚げの詳細



新商品「未利用魚のさつま揚げ」は、2025年3月8日から、松野下蒲鉾で販売されます。価格は1,200円(税抜)で、安全で新鮮な地元の魚をふんだんに使用したこの製品は、ぜひ一度味わってみたい逸品です。地元の食文化に根ざしたこの品々は、多くの人から愛されることを願っています。

まとめ



このプロジェクトは、ただの食品開発に留まらず、鹿児島の大切な海の文化を未来へと繋いでいく大切な活動です。未利用魚を通じて新たな海の味を提供することで、地域の人々に海の価値を再認識させる希望があります。海との繋がりを感じながら、次世代に豊かな資源を引き継いでいく。このような取り組みが全国に広がることを望みます。

ぜひ、次世代を担う子どもたちの思いを込めた「未利用魚のさつま揚げ」を味わって、海の恵みに感謝してみませんか?


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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