20周年を迎える佐賀県FCが受賞した観光促進の功績とは

佐賀県フィルムコミッションが二つの栄誉を獲得！

今年、設立20周年を迎えた佐賀県フィルムコミッションが、観光振興における優れた取り組みとして「第9回ジャパン・ツーリズム・アワード」の審査委員特別賞を受賞しました。この賞は、組織や個人が行った観光産業の発展に寄与する活動を評価するもので、佐賀県のロケ誘致活動が特に注目されました。

受賞の背景

佐賀県フィルムコミッションが受賞したテーマは、「マレーシアへのロケ誘致活動及び観光誘客について」です。具体的には、2023年と2024年に県内で撮影されたマレーシアドラマ『From Saga, With Love』が、地域の魅力を発信する好例として評価されました。この取り組みは、映像を通じたインバウンド誘致を戦略的に行い、徐々に観光客を呼び込む効果を上げています。

マレーシアドラマ『From Saga, With Love』とその続編

ドラマは、第1シーズンが2023年6月に制作され、すでに東南アジアで高評価を受けています。その影響力は計り知れず、Viuという大規模な映像配信サービスで配信された結果、多くの視聴者を獲得しました。特にマレーシアでは、視聴ランキングのトップに君臨したのです。

さらに、続編となるシーズン2の制作も決定され、2024年5月から6月にかけて撮影が行われる予定です。新たに8つの市町でロケが行われることが決まっており、視聴者の期待が高まっています。

地域振興の重要性

南東アジアへの強いアプローチが、佐賀県の知名度向上に寄与しています。県内には獲得されたロケ地が多く、計30ヵ所に及ぶロケーションが視聴者に紹介されることで、観光業にもプラスの影響を及ぼします。さらに、デジタルマップの作成も行われ、訪問者が実際に訪れる際の参考となるでしょう。

瞬く間に広がる交流の輪

今後も、佐賀県フィルムコミッションは、地域と協力しながらさらなる観光交流を促進していく方針です。地域の魅力を最大限に引き出し、国内外の観光客を誘致することが期待される中、今後の展開から目が離せません。

また、佐賀県フィルムコミッションの活動を通じて、地域住民も一体となって自地域の文化や魅力を再発見し、地域活性化に寄与することが求められています。新たな発見と出会いがある観光地として、佐賀の未来に大いに期待が持てるでしょう。

これからも佐賀県フィルムコミッションの活動に注目し、その動きを追っていきたいと思います。