岩手県が震災の教訓を伝える新ガイドを公開しました！

岩手県の震災伝承を伝える新たな試み

岩手県は、東日本大震災津波の教訓を後世に伝えるための取り組みとして、2025年3月7日に「いわて震災伝承施設・団体ガイド IWATE TSUTAERU ～語り継ぐ未来のために～」を公開しました。このガイドは、震災の風化や関心の低下を防ぎ、自然災害に強い社会を目指すために作成されたものです。

新ガイドの特徴

このガイドには、県内で震災伝承に取り組む22の施設と18の団体の詳細情報が掲載されています。特に注目すべきは、利用者が目的に応じて施設や団体を簡単に検索できる機能です。

- 条件設定による検索: 市町村名や「語り部」、「ワークショップ」といったキーワードでの検索が可能で、利用者は自分のニーズにぴったりな施設を見つけやすくなっています。

- 学習モデルの紹介: 県内の公立学校での実際の活用事例を基にした学習モデルも掲載されています。これにより、震災伝承施設の教育活動への利用を促進しています。

- 震災に関する情報提供: 東日本大震災津波の概要や関連する資料、復興関係の動画も紹介されており、訪問前の事前学習に役立つ情報が手に入ります。

ガイドの今後

なお、本ガイドに掲載されている施設や団体の情報は令和7年度以降、定期的に更新される予定です。このため、利用者は最新の情報を常にチェックできるようになっています。

サイトへのアクセス

詳細情報や検索機能については、以下のURLからアクセスできます。
岩手震災伝承施設・団体ガイド

このように、岩手県が取り組んでいる震災伝承の活動は、県内外の皆さんにとっても重要な学びの場となることが期待されます。震災を風化させないために、ぜひ多くの人々にこのガイドを活用していただきたいと思います。震災の教訓を未来につなげるために、これらの施設や団体が果たす役割はますます大きくなっていくでしょう。私たちがどのように学び、次世代に伝えていくかが、今後の課題となっています。