株式会社アマナ、生成AI認定試験で86名が合格
株式会社アマナ(東京都品川区、代表取締役社長:金子剛章)は、6月に開催された「生成AI活用普及協会(GUGA)生成AIパスポート試験」において、86名の社員が合格したことを発表しました。これは同社社員の17%にあたる人数で、業界内でのAI技術の理解と活用を促進する新たな一歩となっています。
生成AIパスポート試験とは
生成AIパスポート試験は、国内最大級の生成AI団体である一般社団法人生成AI活用普及協会が主催しています。この試験は、生成AIの基本知識と実践的なスキルを証明することを目的としており、受験者はAIを活用したコンテンツ生成の方法や、著作権、プライバシー保護などの重要情報について学ぶことができます。
合格者たちの挑戦とスキルの向上
今年始まったこの新しい資格は、初めて受験する従業員にとっては特に難易度が高く感じられました。しかし、受験者たちは自主的にSlackチャンネルを立ち上げ、情報を共有しあうことでお互いを支え合い、無事に多くの合格者を生み出しました。
このプロセスを通じて、社員たちはAI技術に対する理解を深め、生成AIを日常業務に取り入れるための重要なスキルを身につける貴重な経験を得ました。
AI活用による業務革新の追求
金子社長は「画像生成AIの進化は著しく、当社としてもその重要性を認識しています。生成AIを活用することで、業界内でリーダーシップを発揮し、クライアントに高品質なクリエイティブを提供していくことを目指しています。エンジニアだけでなく、全てのスタッフが生成AIに取り組むことができる環境を整えていくことが重要です」とコメントしました。
また、今後も資格取得率の向上を目指し、10月にはさらに多くの社員に生成AIパスポート試験への受験を推奨することが予定されています。
株式会社アマナの成り立ちと今後の展望
アマナは1979年に広告写真制作会社として設立され、現在では、スチールや動画、CGなど多様なビジュアル制作を手がける国内最大級の制作会社へと成長しました。同社は、年間15,000件以上の案件で培ったナレッジを駆使し、クライアントの価値を伝達するコミュニケーションの変革に注力しています。
今後も、生成AIを活用した新たなソフトウェアの開発や高度なビジュアルコミュニケーションの推進を通じて、クライアントと共に新しい価値を創造していく意向です。