静岡県被災地支援のため「さとふる」が寄付サイト開設
静岡県内で発生した令和7年9月の台風15号は、多くの人々に甚大な影響を与えました。このたび、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営している株式会社さとふるが、被災地域の支援を目的とした「令和7年台風15号被害 緊急支援寄付サイト」の開設を発表しました。開設日は2025年9月8日です。
このサイトでは、静岡県を含む掛川市、菊川市、牧之原市、吉田町の5自治体への寄付を受け付けています。寄付者は、ふるさと納税制度を利用して、1,000円から1円単位で任意の金額を指定して寄付することができます。注目すべきは、寄付に関する費用が発生せず、寄付決済手数料は株式会社さとふるが負担するため、寄付者の気持ちがそのまま自治体に届くという点です。
台風15号による被害は深刻で、静岡県内では多くの場所で道路の冠水や床上浸水が発生し、住宅の損壊が報告されています。特に、牧之原市や吉田町では、強風や豪雨によって住宅が全壊または半壊し、停電も発生するなど、住民の生活に大きな支障を与えています。また、数十人が怪我を負い、建物の損傷は600棟以上に及んでいます。こうした状況を受けて、多くの人々が支援の手を差し伸べようとしている中、さとふるは「令和7年台風15号被害 緊急支援寄付サイト」を通じて、復興活動の一助となることを目指しています。
「さとふる」は、今後も全国の被災自治体を支援するための取り組みを継続し、すべての人々が被災地を応援したいという気持ちを実現できる手段を提供していきます。各自治体の被災状況や要請に応じて、今後新たな掲載自治体が追加される可能性もあります。それに伴い、寄付金受領証明書の送付が遅れる場合もあるとのことです。
株式会社さとふるの取り組み
株式会社さとふるは、ふるさと納税を通じて地域活性化の推進を行っています。「ふるさとの元気を“フル”にする」という理念のもと、寄付者が簡単に寄付先の自治体やお礼品を選べるサービスを提供しています。また、寄付金の管理、申込みの受付、お礼品の発送などの業務を一括で代行するサービスも展開しています。さらに、地域活性化に関する情報を発信する「ふるさとこづち」というサイトも運営しており、地域の魅力を引き出すための様々な取り組みを行っています。
このように、株式会社さとふるは、台風15号による被害を受けた地域への寄付管理を通じて、地域社会の支援に鋭意取り組んでいます。すべての寄付が被災地の復興へと繋がるよう、皆さまのご協力をお願い申し上げます。