栃木SCとSEプラスが手を組む
最近、プロサッカーチームの栃木SCとIT人材教育サービスを提供するSEプラスがオフィシャルパートナー契約を締結しました。この提携の目的は、栃木SCの選手やスタッフに向けたIT教育の支援を行い、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を図ることです。
契約締結の背景
SEプラスは、IT・Web業界に特化したスキル向上を目的とした研修サービスを展開しており、その中には定額制の「SEカレッジ」や「Futaba」があります。これらの教育サービスは、2010年から提供され、28,000人以上の受講者が利用する人気のプログラムに育っています。
特に最近のビジネス環境では、企業がDXを意識した変革を進める中で、ITスキルの向上が急務となっています。栃木SCも例外ではなく、来場者情報のデータを活用した可視化やクラウドサービスの導入が行われ、業務の効率化が図られています。その流れを受けて、SEプラスは栃木SCとの提携を通じて、スタッフや選手のITリテラシーを向上させることを目指しています。
提供されるIT教育コンテンツ
提携にあたり、SEプラスは栃木SCの選手およびスタッフに対して「SEカレッジ」と「Futaba」といったIT教育コンテンツを提供します。「SEカレッジ」は、年間260テーマ、900回以上のIT研修が受け放題のサブスクリプション型サービスで、参加者は様々な技術を学ぶことができます。また、「Futaba」はPC基礎やIT知識習得のための動画コンテンツが見放題であり、特に初心者に優しい設計となっています。
栃木SCのコメント
栃木SCの江藤美帆氏は、「アカデミー出身の選手が多く活躍する中で、選手の引退後のサポートやスタッフ教育の重要性を感じていました。この度の提携により、SEプラスが提供する幅広い教育コンテンツを活用し、栃木SCのDXをさらに推進できると期待しています」と述べています。
SEプラスの思い
一方、SEプラスの代表取締役である村田斉氏は、「すべての人材にITリテラシーを」というビジョンのもと、このパートナーシップを大変嬉しく思っており、選手のセカンドキャリア支援やクラブスタッフのDX支援に全力で取り組むと語っています。この取り組みを通じて、栃木SCのさらなる成長を実現し、J1昇格への道筋を切り拓くことを目指しています。
栃木SCとSEプラスの会社概要
株式会社栃木サッカークラブ
- - 設立: 2006年6月
- - 代表取締役社長: 橋本大輔
- - 所在地: 栃木県宇都宮市二番町1-7
- - 資本金: 3億1537万5000円
株式会社SEプラス
- - 設立: 2001年11月1日
- - 代表取締役: 村田斉
- - 所在地: 東京都千代田区二番町11-19
- - 資本金: 1,750万円(JASDAQ上場SEH&I 100%出資)
この新しい提携は、プロスポーツ業界においてもDXが進む中で、IT教育の重要性を再確認させるものであり、地域全体の活性化にも寄与することでしょう。